活動報告BLOG

知床国立公園の道路沿いで親子グマの目撃が多発しています

知床国立公園の道路沿いで親子グマの目撃が多発しています。

その親子グマを見るために、ヒグマの真横に車を停車させる、ヒグマの跡をつけるなどの、ヒグマを挑発・刺激するような行為をする人がいます。




 

母グマは自分の子どもを守るために攻撃的な行動をとることがあります。

また、人の所有物を攻撃したヒグマは、行動段階2※の問題個体とみなされます。

※知床半島ヒグマ管理計画

その場合、駆除、すなわち命を奪うことになる可能性があります。

知床に来たのだから、ヒグマを見たい・写真を撮りたいという気持ちは分かりますが、

自分の行為がきっかけで、ヒグマが殺されてしまったら、あなたはどう思いますか。

 

改めて皆さまへお願いです。

道路沿いでヒグマを見ても、降車・接近をせずに遠くから見守ってください。

 

知床のヒグマは人馴れしていますが、飼育されているわけではなく、今も昔も野生動物なのです。

ヒグマをゆっくり観察したい場合は、観光船を利用してください。

それがヒグマの命を守ることにもつながります。

 

(知床財団 村上)

 

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知床自然愛護少年団「チャシコツ海岸観察会」

ウトロの子どもたちが参加する、知床自然愛護少年団の活動が7月5日(日)に行われました。

愛護少年団は、地域の大人や学校の先生が主体となって、自然の中で安全に楽しく遊ぶ知識や技術を子どもたちに伝えています。私たち知床財団は、地域の自然環境教育を支援するため、その活動をサポートしています。

潮だまりは天然の水族館

今回の活動は、毎年恒例の「チャシコツ海岸観察会」です。活動の舞台は、オホーツク海に突き出た亀のような岩が象徴的なチャシコツ岬です。干潮時に広がる磯で海の生物を間近で観察します。無数にある潮だまりを覗くと、そこは天然の水族館。クラゲやヒトデ、カジカやギンポ、そしてカニやウニまで、子どもたちは命溢れる知床の海の豊かさを実感しました。またこの日は、特別に漁業権のある魚貝類を獲ることができます。子どもたちは、自分たちが食べられる分だけ海の幸を獲り、昼食時に食べました。

 

大人気のエゾバフンウニを観察

チャシコツ海岸観察会は、ウトロ地域ならではの素晴らしい自然体験活動です。しかし安全に活動するためには、いくつか注意すべきことがあります。波の高さや満潮までの時間、海藻に隠れた深い潮だまり、棘や毒のある生き物、夏でも冷たいオホーツク海、そしてクマを引き寄せてしまうような漂着物。恵みをもたらす自然だけではなく、危険をもたらす自然を知ることは、ウトロで生活する子どもたちにとって重要なことです。

子どもたちは愛護少年団の活動を通して、積極的に知床の自然と関り、地域の大人たちに見守られながら、生きる力に結びつく経験を積んでいます。

夏でも冷たいオホーツク海。入るには元気と勇気が必要

私たち知床財団は、これからも地域に根ざした自然体験活動を応援していきます。

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今年も知床ウトロ学校で「ヒグマ授業」を行いました

6月20日(土)、知床ウトロ学校で「クマ授業」を行ってきました。クマ授業とは、地域に暮らす子供たちにヒグマの生態や出会った時の対処法を伝え、知床でヒグマと共に暮らしていくためにはどうすればよいか、を学んでもらう取り組みです。当日は学校の授業参観日でもあり、8年生が1・2年生向けに授業を行う回と、私たちが3・4年生と5・6年生に向けて授業を行う2部構成で実施しました。

 

まずは8年生から1・2年生への授業です。 

ヒグマの大きさを自分たちで作成した実物大のタペストリーで説明する8年生。
1・2年生、びっくりしていました。

 

クイズやロールプレイングを交えつつ、盛り上がりながら楽しく学んでいきます。

 

1~6年生の間、今まで自分たちが学んできたことを教える立場に立って伝えるのは、きっと難しくて緊張したことと思います。でも、分かりやすくて楽しくて、いい授業でした。

そして、私たち知床財団スタッフから3・4年生、5・6年生にむけた授業です。

いつもはクマ対応に奮闘するスタッフが授業を行います。子どもたちも真剣です。

 

本物の頭骨を使い、ヒグマが雑食であることを説明するスタッフ。

 

私たちが生活している場所のすぐ近くにヒグマも暮らしていること、ヒグマがどういう動物なのかということ、ヒグマと出会ったらどのように行動すべきかということを聞いてもらいました。そして授業の中では、もう一つ大事なこととしてゴミの問題も取り上げています。最近の不法投棄の問題を例とし、ゴミを捨てないことをみんなに約束してもらいました。

ヒグマが普通に暮らしている知床で、私たちが彼らについて学のはとても大事なことです。この先、世代が変わっても子どもたちがヒグマについて学び続け、それが知床にとっての当たり前になれば嬉しいです。

(担当:近藤)

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札幌科学技術専門学校の野外実習を行いました

今年も6月23日に札幌科学技術専門学校の自然環境学科の学生12名の知床野外実習を受け入れました。

札幌科学技術専門学校は、世界自然遺産 知床エリアでの野外学習を通じて現場の取り組みを体感することをテーマに、2016年から毎年知床での野外実習を行っています。

午前中は自然センター館内展示の見学とフレぺの滝遊歩道散策。

知床を訪れるビジターへの様々な情報提供や展示の工夫を紹介しました。

前日ヒグマの出没があり閉鎖していたフレぺの滝遊歩道では、緊張感をもって散策です。

遊歩道沿いで出会う野鳥や草花を観察し、展望台から見たフレぺの滝に一同歓声があがりました。

午後は森づくりの道開拓小屋コース散策し、シカ対策用の防鹿柵や開拓家屋、知床100平方メートル運動ハウスを見学しました。

帰りがけ、遊歩道上にはヒグマの糞が!興味深く観察する一同。

 

観光だけでなく、私たち知床財団の取り組みの現場を実際に体感した一日。

この実習を通じて彼らにとって知床が特別な場所になってくれることを願っています。

(担当:片山)

 

 

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第4回・ヒグマ被害を未然に防ぐために

6月25日には海岸町で、町内会の方々と草刈りを行いました。
ヒグマ対策のための草刈りは今回で6町内会目の実施となります。(第1回第2回第3回

この日は生憎の天気でしたが、雨にも負けずどんどん刈っていきます。

 

 

 

 

 

 

途中で休憩をはさみつつ・・・

多くの町内会員の方々と山洋建設さんのご協力で、無事に予定箇所の草刈りが終了しました。

毎年のようにヒグマの目撃があった住宅地付近の藪もすっきりと刈り払われ、ヒグマの嫌がる環境となりました。参加者の皆様、本当にありがとうございました。

before

after

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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