活動報告BLOG

第3回・ヒグマ被害を未然に防ぐために

6月18日に共栄町で、町内会の方々と協力して草刈りを実施しました。
5月28日(八木浜町)、6月14日(松法町、礼文町南、知昭町)に続き、今回で5町内会目の草刈りとなります。

前日まで天候が優れず開催も危ぶまれましたが、当日は快晴で暑すぎるくらいでした。
そんな中でも、多くの町内会の方々や山洋建設さんが草刈りに参加して下さいました。

共栄町内の数カ所に分かれて、ヒグマが好みそうな藪を一気に刈り払っていきます。

草刈りの様子を定点カメラで撮影してみましたので、興味のある方はこちらからご覧ください。
おかげですっきりと見通しも良くなり、ヒグマが潜むことが難しい環境を作ることが出来ました。
参加者の皆様、本当にありがとうございました。

私たちはダイキン工業株式会社様からの支援を受けて、これらの活動に全面的に協力しています。
これからもよろしくお願いいたします。

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第2回・ヒグマ被害を未然に防ぐために

前回に続いて、6月14日に羅臼町松法町、礼文町南、知昭町の3町内会で草刈りが行われました。
羅臼町は住宅地と山が隣接しているため、ヒグマが出やすい環境であることは否めません。
せめてヒグマが近寄りにくい環境にしようということで、この活動が始まりました。


この日は天気に恵まれ、初夏の陽気の中での草刈りとなりました。
住宅地や公園の周りなど、ヒグマがいて欲しくない場所を中心に、協力して刈っていきます。

 

フキやイラクサはヒグマの食べ物でもあり、背丈の高いササの籔などは身を潜める場所となります。これらを刈り払うことで見通しも良くなり、ヒグマの嫌がる環境となります。

 

町内会員の方々を中心とし、学校職員や小野建設さん、小針土建さんのご協力のもと、予定していた場所を刈ることができました。参加者の皆さま、本当にありがとうございました。

 

 

 

 

野生動物の被害は、我々対策スタッフだけで防ぎきることはできません。地域で暮らす人や観光で訪れた人など、みなさん一人一人の日々の心がけで解決に近づくのだと思っています。
その第一歩として、まずはヒグマが住宅地に近寄りにくい環境作りを目指しています。

 

 

 

私たちはダイキン工業株式会社様からの支援を受けて、これらの活動に全面的に協力しています。
これからもよろしくお願いいたします。

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100平方メートル運動の森と子どもたち

地元の知床ウトロ学校4年生が、地域の歴史と100平方メートル運動の取り組みを学ぶため、初夏の「森づくりの道・開拓小屋コース」を散策しました。

このコースは、開拓の歴史と100平方メートル運動の取り組みを伝える散策路として2017年にオープンしました。以来、環境学習や知床の自然を肌で感じられる自然体験の場として、多くの方に親しまれています。また近年、子どもたちの体験的な活動の場に最適であることから、ESD(持続可能な開発のための教育)を実践する教育機関が利用する機会も増えています。

このコースを歩くことで、40年前は畑だった地が人の手で守られ、再び豊かな森に戻っていく姿を見ることができます。子どもたちは、その自然の営みを見ることで、自然の脆さと力強さを学びます。また、知床の厳しい自然と肩を突き合わせて暮らした開拓当時の人々を知ることで、自然との共生について考え、社会と自然の繋がりを実感することができます。
このように、自然を大切に思う人々の寄付で守り育まれている運動地の森は、次世代の子どもたちにも大きな感動を与えています。

私たちは、多様な生命と不思議に満ちた自然が、子どもたちの柔軟な感性を刺激し、環境や人への思いやりを育むと信じています。それは、木を植え野生動物を守ることと同様に、社会や地球環境に好影響を及ぼすはずです。しかし今、地球規模の環境問題を解決するために変容が求められているのは、子どもたちだけではありません。私たち大人が、自然と子どもたちをつなげる架け橋になり、共に学び共に歩み、変化につながる行動を示すことが求められています。

100平方メートル運動地の森は、世代を超えて、人と自然のかかわり方を問いかけています。

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ヒグマ被害を未然に防ぐために

5月28日に羅臼町八木浜町内会が草刈りを行いました。
今年はこういった草刈りが羅臼町内の10町内会で行われる予定でいます。
羅臼町は海岸沿いに住宅が建ち並び、そのすぐ裏手はヒグマの棲む森となっています。
そのため、元々住宅地にヒグマが出やすい環境だということは否めません。
せめてヒグマがなるべく近寄らない環境にしようということでこの活動が始まりました。
知床財団は、ダイキン工業株式会社様からの支援を受け、これらの草刈り行事に協力しています。

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100平方メートル運動地 春の森づくり!

実施日:5/15(金),16(土),17(日)

100平方メートル運動の森づくりでは、毎年春に広葉樹を植樹しています。今年は、昨年間伐をしたアカエゾマツ造林地の中に広葉樹を植樹しました。運動地にあるアカエゾマツ造林地を知床本来の森に近づけるため、昨年から大規模な間伐を行っています。

間伐後のアカエゾマツ造林地。広葉樹林の近くに自然かく乱を模した四角いギャップをつくりました。ギャップ内の植生回復は種子散布により進行し、造林地内は徐々に樹種多様な環境へ変化します。

間伐後は徐々に植生が回復しますが、そこに広葉樹を植樹することで、植生の回復をさらに促進させることができます。しかし、エゾシカの生息地に広葉樹を植樹することは簡単ではありません。

エゾシカは広葉樹の枝葉や樹皮を食べるため、食べられないように工夫する必要があります。

まず、植樹に用いる苗木の樹冠はエゾシカが届かない高さにあることが重要です。また、エゾシカが好む樹種を植える場合は、樹皮を守るネットを巻くことで被食対策を万全にします。反面、エゾシカがあまり興味を示さない樹種もあるので、それらを取り入れることも一つの方法です。

このように広葉樹の植樹は手間がかかりますが、開拓跡地に自然を回復させる有効な手段として実践しています。

ミズナラに樹皮保護ネットを巻きました。ミズナラの樹皮は、エゾシカが積極的に食べるものではありませんが、稀に食べられてしまうため、念のため巻きます。確実に苗木を育てるためには、現在もエゾシカ対策は欠かせません。

例年は、森づくりを応援してくださる皆さまと一緒に植樹作業を行っています。しかし今年は、新型コロナウィルス拡大防止対策に伴い、少数の職員で植樹を実施しました。

100平方メートル運動の森づくりは、知床の自然を回復させると共に、自然を大切に想う人々が集い語らう場です。森づくりを通して感じたことをきっかけに、各々が地球環境に貢献するためにアクションを起こしています。そんなすてきな繋がりを増やすためにも、私たちはこれからも100平方メートル運動の取り組みや森づくりの魅力を広く共有したいと考えています。そして、知床の森で皆さんとお会いできる日を心から楽しみにしております!

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