カテゴリー  野生動物の調査対策

【警戒情報】ヒグマによる飼い犬被害3例目が発生(羅臼町)

  2019年8月3日、羅臼町春日町において、屋外で飼っていた犬がヒグマに襲われる事案が発生しました。
  飼い犬がヒグマに襲撃される事案は、7月10日に海岸町、7月27日に峯浜町で発生しており、今回で今年3例目となります。
  被害は、同日正午頃に発生したものと思われ、夕刻になり事態が発覚しました。加害個体はまだ現場付近にいることが想定されたため、ハンターを招集して捕獲を試みましたが、捕獲には至りませんでした。
  今後も屋外で飼われている犬が襲撃される可能性が極めて高い状況にあり、町民に対しては最大限の注意を呼びかけております。

 加害個体については、発生状況から一連の飼い犬襲撃個体と同一である可能性が極めて高いですが、現在加害個体の特定を急いでいます。

 発生日時:2019年8月3日正午過ぎ

 場所:羅臼町春日町

 被害:飼い犬1頭

 加害個体:詳細不明(現場に残された糞からDNA分析用のサンプル採取、最速で分析中)

 

【8月5日 追加情報】

 DNA解析の結果、2019年8月3日(土)に発生した羅臼町春日町における飼い犬襲撃事件の加害個体は、2019年7月10日(水)海岸町及び7月27日(土)峯浜町で発生した飼い犬襲撃事件の加害個体と同じヒグマであったことが判明しました。

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【警戒情報】ヒグマによる飼い犬被害の再発生(羅臼町)

 2019年7月27日、羅臼町峯浜町において、屋外で飼っていた犬がヒグマによって襲われる事案が発生しました。同日午前9時頃に飼い犬がいなくなっているとの通報が入り、直ぐに役場職員と知床財団職員が現地調査を行い、付近の草藪から当該個体とみられるヒグマの唸り声を確認。直後にヒグマ(1頭)が逃走し、当該個体がいた草藪から犬の死骸が発見されました。ヒグマが逃げ込んだ森林を捜索しましたが、当該個体の再発見には至らず。現在、現場周辺にワナを設置し対応しています。

 羅臼町では7月10日にも飼い犬がヒグマに襲われる事案が発生しており、今年2例目となります。同一の個体であるかは現時点では未確認です。今回も糞を採取できており、DNA分析による個体確認を急いでいます。

広範な地域で飼い犬被害が再発する危険性が考えられることから、屋外で犬を飼育されている方は厳重な注意が必要な状況です。

 

発生日時:2019年7月27日 早朝(推定)

場   所:羅臼町峯浜町

被   害:飼い犬1頭

加害個体:詳細不明(現地で糞からDNA分析用のサンプルを採取、結果は最速で分析中)

なお、現地調査の際、知床財団職員がヒグマを発見して退避する途中に石浜で転倒し怪我を負いましたが、大事には至っておりません。

 


【7月31日 追加情報】

DNA解析の結果、2019年7月27日(土)に発生した羅臼町峯浜町における飼い犬襲撃事件の加害個体は、2019年7月10日(水)未明に同町海岸町で発生した飼い犬襲撃事件の加害個体と同じヒグマであったことが判明しました。

加害個体はオス成獣で、昨年8月1日にも同町海岸町で飼い犬を襲った経歴のあるヒグマです。今年は立て続けに2件の飼い犬襲撃事件を起こしました。オスのヒグマは、長距離を移動するため、今後標津町や斜里町で被害が発生することも予想されます。そのため、再発防止対策を検討しているところです。また、羅臼町・標津町・斜里町の住民の皆様におかれましては、下記チラシを配布し、注意を呼び掛けていきます。


羅臼町・標津町版  ヒグマによる犬襲撃事件を受けて、地域住民の皆様へ配布する注意喚起チラシ


 

*トップ画像はイメージ画像です。

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【警戒情報】ヒグマによる犬被害の発生(羅臼町)

 2019年7月10日、羅臼町海岸町において、屋外で飼っていた犬がヒグマによって襲撃される事案が発生しました。飼い主によれば、10日夜に犬がしきりに吠えていたが突然静かになった、翌朝に飼い主が確認すると、犬1頭がいなくなっており、現地に血痕を確認したとのことです。

 翌日(7/11)、通報を受けた役場職員と知床財団職員が現地を調査し、ヒグマの姿は確認できなかったものの、血痕をたどったところで行方不明の犬の毛を確認し、飼い犬はヒグマに食害された可能性が高いと判断されました。

 羅臼町では昨年も犬が食害されるという同様な事案が発生しています。今回と昨年の事案は同一のヒグマによるものの可能性が高いと考えています。広範な地域で飼い犬被害の再発の可能性が高く、屋外で犬を飼育されている方は特に厳重な注意が必要な状況です。

 

発生日時:2019年7月10日午後8~9時頃(推定)

場所       :羅臼町海岸町                                                                                                      

被害       :中型犬1頭

加害個体:不明(現地で糞からDNA分析用のサンプルを採取、結果は最速で分析中)

*トップページ画像はイメージ画像です。

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オオセグロカモメの卵の計測

オオセグロカモメの営巣の時期になってきました。ウトロ地区ではオオセグロカモメの営巣場所が住宅地に近く、建物の屋上などに巣を作ってしまうケースもあります。

建物の上で雛が孵ってしまうと糞の汚れや悪臭が問題となるため、雛が孵る前に役場の方で巣材や卵の撤去などの対策を行っています。

昨年は回収された卵をサンプルとしていただき、外部計測や重量計測、比重の計算、標本の作成などを行いました。

建物の屋根で営巣するオオセグロカモメ

 

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電気柵稼動中です

雪が解け春が訪れると、除雪の手間がなくなりほっとします。

しかし春になるとヒグマが冬眠から目覚めるため、今度は街を防御するための電気柵を稼働させるため大忙しになります。

斜里町ウトロ地区は山側に防鹿フェンスが設置されており、シカの侵入をある程度防いでいます。しかしヒグマは器用で木登りが上手なため、フェンスだけだと登って街中に入ってしまうかもしれません。そのため防鹿フェンスの外側に電気柵を付設し、ヒグマの侵入を防いでいます。

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