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きたネット北海道環境活動フォーラム2018「都市のクマとヒト」に参加しました

NPO法人北海道市民環境ネットワークが主催する、きたネット北海道環境活動フォーラム2018「都市のクマとヒト」が札幌市のエルプラザで12/8に開催されました。そこで私たち知床財団もパネルディスカッションと分科会にて知床での取り組みについて発表してきました。

https://blog.goo.ne.jp/kitanet-staff

パネルディスカッションでは、ヒグマが高密度に生息している知床で40年近く前から子供たちとキャンプを行っている「知床自然教室」について発表しました。高密度にヒグマが生息する場所で私たちが子供たちと実際どのようにヒグマ対策を実践しているのかを具体的に紹介し、今までヒグマとの至近距離での遭遇や事故はゼロである現状を伝えました。

知床自然教室では、ヒグマが出没した際には迅速に対応できる体制が整っていること、そして子供たち一人一人がルールをしっかり守ることの二段構えがあってこそヒグマとの至近距離での遭遇を防げていると私は思っています。

 

 

 

 

 

 

 

また、分科会Bの森林保全のパートでは、知床の森づくりの活動報告も行いました。しれとこ100平方メートル運動地での森づくりのこれまでの取り組みと、未来へ繋げる森づくりのこれからについての思いを語りました。

今回のフォーラムではヒグマの専門家だけでなく、札幌近郊のビジターセンターや環境教育施設のスタッフ、多くの学生も参加しており、分科会および全体交流会でも活発な意見を交わすことが出来ました。全プログラムを通じ、登壇者含め200名という過去最大の来場者数であったことからも、多くの人たちがヒグマやそれを取り巻く環境について高い意識を持っていると感じました。

フォーラムの様子は、TVニュースや新聞にも大きく取り上げていただきました。

https://www.hokkaido-np.co.jp/article/261639

知床と札幌は遠く離れていますが、同じ北海道。自然豊かな知床も、北海道を代表する大都市札幌も、その周辺にヒグマが生活している事実は一緒です。私たち一人一人がどの様な「ヒグマ観」を持ち、行政がどの様な具体的対策をしていくか、今一度共に考えたいテーマです。

(担当:片山)

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東京農業大学でヒグマトランクキット授業を行いました。

実施日:2018年11月28日(水)
東京農業大学のオホーツクキャンパスにて、ヒグマ学習貸貸出教材「ヒグマトランクキット」についての授業を行いました。
私たちが年に数回地元の学校で実施している「クマ授業」はヒグマの生態や対処法を教える授業ですが、今回はそれとは違い、学芸員を目指す学生さん達に向けてヒグマトランクキットの内容や活用方法を紹介する授業です。
学生さん達にはトランクキットに入っている本物の頭骨や毛皮、糞の内容物を実際に触れて見てもらうとともに、ヒグマの生態や人とヒグマとの共存についての見識も深めてもらいました。

将来、自然や文化を研究し、人々に伝える側になる彼らに「伝える仕事」や「伝えるツール」の大切さが伝わっていれば嬉しいです。

(担当:田中)

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エゾシカ料理教室を開催しました

開催日:2018年11月13日(火)

環境省主催の住民講座第2回として、今回は釧路のフレンチレストラン「イオマンテ」のシェフである舟﨑氏を講師にお迎えし、「エゾシカ料理教室」を開催しました。
メインメニューは斜里産エゾシカ肉のメンチカツバーガと、斜里産の人参を使った人参ケーキ。
17名と多くの方にご参加いただき、皆様、プロの技に聞き入りながら、エゾシカ肉と人参に舌鼓を打っていました。

エゾシカは知床の生態系の大事な一部である一方で、増えすぎて森の生態系に影響を及ぼしているため、現在捕獲事業も行われています。今回は、そのエゾシカをただ取るだけではなく有効活用のひとつとして料理教室を開催しました。
昨今はジビエとしても流通しているエゾシカ肉ですが、私たちの食卓に乗るにはまだまだ馴染みのないものです。これを機にシカ肉の美味しさを再認識していただき、普段の料理にも気軽に使っていただければいいなと思います。

(担当:田中)

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雑誌「モーリー」50号に記事が載りました

(公財) 北海道新聞野生生物基金が発行している自然系の雑誌「モーリー」の50号に、私たちが書いたヒグマに関する記事が掲載されました。

「知床半島のヒグマの現状 ~国立公園内で進む人なれと分散先で死んでいくクマたち~」、「クマと人を守るためのルール ~デナリ国立公園に学ぶ~」というタイトルで、合計6ページにわたって写真入りで掲載されています。

知床国立公園内やその周辺では、車から降りてヒグマに自ら接近して撮影する人々が、近年多数見受けられます。それがどういう結末につながるのか?遺伝子分析の結果、明らかになってきた知床の残酷な現実を書かせていただきました。

ヒグマの写真を撮りたい皆さんには、接近撮影が被写体となったヒグマの寿命を縮めることを是非とも理解していただきたい。ヒグマを見ても車から降りない、徒歩の状態でヒグマに出会っても自分から近づかない、最低でも50m以上の距離をとる、といった点を「ヒグマのために」守っていただきたいと思います。

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地元の学校で「クマ授業」を開催しました。

知床国立公園の最寄町、ウトロ。

たくさんのヒグマが生息し、毎年多くの旅行者が訪れる知床ですが、ここには地元の方々の生活があり、子供たちが通う学校があります。

知床ウトロ学校で、毎年恒例の「クマ授業」を開催しました。

先生役の8年生とヒグマクイズに元気に答える1.2年生。

 

「ヒグマってどんな生き物?」

「クマに会ったらどうする?」

まずは8年生が先生になって、1,2年生に授業をしてくれました。

近くに母ぐまがいるから、近寄ったらいけないよ。

あっ、こぐまがいるよ!どうする?



さすがは8年生。毎年授業を受けてきたおかげで、しっかりと下級生に伝えることができました。

「こんなクイズ簡単だよ!」「去年もやったもんね!」

お次は知床財団スタッフによる2,3年生、3,4年生へのレクチャー。

8年生があまりにも立派だったので、プレッシャーを感じるスタッフですが・・・

みんな楽しく真剣に聞いてくれました!

「ヒグマは積極的に人を襲う生き物ではないよ。ヒグマに出会ったら、あわてずさわがず、ゆっくりと離れて学校やお家に連絡しよう。」



ヒグマの学習キットを使って、クマの生態も学びました。

ヒグマとトド頭蓋骨。歯の違いがわかるかな?

ヒグマの糞の標本。何を食べていたかがわかるよ。


この季節、0歳の子ぐまを連れたヒグマをよく見かけます。

クマにとっても、ウトロの子供たちやお父さんお母さんにとっても、ここはかけがえのない生活の場です。それぞれの日常を守っていくことの大切さを、この授業を通して私が教わったように感じます。

(担当:川村)

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