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野生生物と社会学会@九州大学でヒグマの話をしました

今年の第24回「野生生物と社会」学会大会は九州大学伊都キャンパスで開催されました。

そこで私達知床財団スタッフもテーマセッションとして、敷田教授(北陸先端科学技術大学院)と共同発表してきました。

 

今回のテーマは「知床国立公園における野生動物観光に対するICTの影響と課題」ということですが、簡単に言うと近年はスマートフォンの普及で野生動物の写真や情報がSNSで簡単に拡散されるようになり、それが人の動きに影響を与え、ひいては野生動物にも影響を与えている可能性がある、ということです。さらにざっくり言うと「インスタ映え」が野生動物に影響を与えているかもしれない、ということです。今回はSNSに投稿され拡散されている知床のヒグマの情報について現状を説明し、会場の皆様と議論しました。

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平成30年度 北海道大学獣医学部の野外実習を行いました

今年度も、9月25~28日の期間、北海道大学獣医学部の野外実習を受け入れました。今回は獣医学部4年生15名の参加となりました。恒例の行事みたいになってきましたが、毎年来られる学生さんたち(と教員のみなさん)のユニークさとパーソナリティーにスタッフは新鮮さを感じています。

学生の皆さんには3班に分かれてもらい、知床自然センター周辺をフィールドにしてもらってそれぞれのテーマに基づいた調査やサンプル収集をしてもらいました。

班ごとのテーマは1班が「ヒグマの食性」、2班が「キツネとネズミと寄生虫」、3班がエゾシカとダニと植生」です。実質2日半という短い時間で、野外調査とデータ分析、取りまとめ、発表を行うという忙しいスケジュールでした。さらに実習の成果報告という形で、学生の皆さんにブログ用のレポートを書いてもらいました。

ブログへの投稿は2013年から毎年行っていますのでよかったら過去記事もご覧ください(2017年2016年2015年2014年2013年)。OBの人達も見ているかもしれませんね。

以下からが学生のレポートになります。

 

 

 

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31年ぶりのヒグマによる人身事故について

2017年10月9日に、知床半島(斜里町・羅臼町)では1986年以来31年ぶりとなる、ヒグマによる人身事故が発生しました。
事故現場は斜里町の朱円東地区。半島つけ根寄りの広大な畑作地帯の端の方で、最近観光地として有名になってきた「天に続く道」のすぐ近くです。

当初の一部報道では、「ハンター(地元の猟友会員男性)が親子グマの子グマの方を先に撃ってしまった結果、怒った母グマに逆襲されて負傷した」というような内容が流されていました。
しかし、関係する行政・研究機関・猟友会斜里分会・知床財団などで、現場も含めて詳しく調査した結果、まったく異なる状況であったことが判明しました。

DSC08116_事故現場cs


 

詳しくは、斜里町が事故直後に立ち上げた「ヒグマ人身事故対策本部」による下記の報告書をご覧ください。

171127WG資料_斜里町ヒグマ人身事故報告書

 

(担当:石名坂)

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平成29年度 北海道大学獣医学部の野外実習を行いました

今年度も、9月26~30日の期間、北海道大学獣医学部の野外実習を受け入れました。今回は獣医学部4年生14名の参加となりました。

昨年も書きましたが、この実習の目的は学生の皆さんに保全生態学と野生動物医学に関する知識と技術を習得してもらうことにあります。知識や技術の情報を一方的に教えるのではなく、学生の皆さんが自分達でテーマを決め、事前に調査の内容や対象の動植物について調べてきてもらっています。私達の役割は調査のフィールドを案内したりアドバイスをすることです。

学生の皆さんには3班に分かれてもらい、知床自然センター周辺のフィールドでそれぞれのテーマに沿った調査やサンプル収集をしてもらい、その後、実験室でサンプルの分析等を実施してもらいました。各班のテーマは次の通りです。

1班:ヒグマの糞と食性について

2班:キツネとネズミと寄生虫の関係

3班:エゾシカとダニと植生の関係

実際に学生の皆さんにブログ用のレポートを書いていただきましたので、続きをご覧ください。

注)マダニなど一部グロテスクな写真が含まれています。

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ウトロでオオハンゴンソウを除去しました

知床世界自然遺産地域の玄関口であるウトロ地区で、特定外来生物であるオオハンゴンソウの生育が確認されました。

オオハンゴンソウは繁殖力と生命力が強く、一度繁茂すれば根絶は困難であると言われています。

オオハンゴンソウが繁茂すれば他の植物の生育を阻害恐れがあり、世界遺産エリアに侵入しないよう食い止めねばなりません。

幸い、今回見つけたオオハンゴンソウの分布は局所的であり、2時間程度で目に付くすべての花を除去することができました。抜いた花は種を散布しないようビニール袋に入れて焼却処分にします。

オオハンゴンソウ除去02

ただ一回の除去作業では根や種が残ってしまい来年も復活する可能性があります。根絶するには何年もかけて除去を続けていく必要があります。一度侵入した外来生物を除去するのは、本当に大変なことなのです。

あなたの家の庭にも生えていませんか?

(担当:能勢)

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