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クマ端会議を開催しました

kumabata2014実施日:2015年2月4日 14:00~15:30@ウトロ

昨年に続き、今年も町民の皆さんとヒグマについて井戸端会議風に語り合う「クマ端(ばた)会議」を開催しました。
今回は地元のガイドさんやホテル関係の方から主婦にいたるまで総勢16名の皆さんにご参加いただきました。
コーヒーとお菓子を食べながらのアットホームな雰囲気の中、当財団のスタッフより今シーズンのヒグマの出没状況を写真や動画をまじえてご紹介した後、参加者の皆さんより日頃疑問に思っていることや知床、ヒグマへの思いなど、多くのご意見をいただいきました。
私たちスタッフにとってはヒグマとともに暮らす住民の皆さんの率直な意見をたくさん聞くことができました。また、住民の皆さんにとっても普段見ることのないヒグマが出没した時の現場を見ることにより、いかに自分たちがヒグマと近い距離でくらしているのを再認識する、いいい機会になったのではないかと思います。
ぜひ来年も開催したいと思います。

最後に、今回場所を貸していただいた「季風クラブ知床」様と、お菓子をご提供いただいた「宙(そら)」様には改めてお礼申し上げます。

(担当:田中)

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2014年ウトロ小学校「環境教育授業」

環境教育授業をウトロ小学校で実施してきました。実施日と授業内容は11月6日に3~4年生は「ミズナラどんぐりの実なり調査」、12月8日に5~6年生は「ウトロの電気柵・市街地柵について知ろう」です。

 「ミズナラどんぐりの実なり調査」 対象:3、4年生

どんぐりカウント中!!

どんぐりカウント中!!

毎年継続的な調査をやってみたいというリクエストから、小学校の近くにあるミズナラどんぐり実なり調査を今年も実施しました。調査木2本の下に1m×1mで調査区を設定し、どんぐりのカウントやサイズを測ってもらいました。多い区画では800個のどんぐりが見つかりました。

調査した2本の木でも、どんぐりの大きさや数の違いに大きな差が出ることを子ども達は発見し、「どんぐりのなる量を増やすと実が小さくなるのかもしれない。」「どんぐりが少ない木は来年に力を残しているのかもしれない。」など多くの意見を発表してくれました。また、どんぐりの豊凶はどんぐりを餌としている動物にとっては死活問題であることなど勉強してもらいました。

 

 

 

「ウトロの電気柵・市街地柵について知ろう」 対象:5、6年生

電気柵撤去中!

電気柵撤去中!

ウトロの町は市街地柵(フェンス)、さらにウトロ小中学校は電気柵に囲まれています。それはなぜか。柵がなかった頃の町はどうなっていたかを勉強しました。授業後半には電気柵の仕組みを知ってもらい、実際に小中学校の周辺に張ってある電気柵をスタッフと一緒に撤去しました(春に電気柵は再設置します)。

流石のヒグマ授業を毎年受けている子ども達でさえ、市街地柵のなかった頃は「授業中に教室からグラウンドを歩くクマが見られたことがあった。」と聞いた時は、驚いていました。また、「毎年電気柵撤去などの作業を学校の周辺でやっているのは知らなかった。大変な作業だと思う。頑張ってください。」と感想をもらいました。

 

昨年のどんぐり調査ではどんぐりを見つけることさえ苦労するような不作年でした。その為、昨年と比較すると今年はかなりの豊作だということがわかりました。早くも来年のどんぐりの実なりの状況が気になります。来年の調査が楽しみです。続けていたらウトロの町中のどんぐりの豊凶は小学3,4年生に聞いたらわかる!なんて日がくるかもしれませんね。

昨年の授業風景http://www.shiretoko.or.jp/report/2013/11/1901.html#more-1901

 

(担当:土屋)

 

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標津幼稚園に出前授業行ってきました。

RIMG0696-resize 10月29日(水)、羅臼ではアラレが降るという悪天候の中、私たちは標津幼稚園でクマ学習を実施するため、お隣の標津町へと向かいました。標津幼稚園でのクマ学習は今回が初めてだったので、あいにくの天候とは裏腹に、早く標津幼稚園の子供たちに会いたいという気持ちでいっぱいでした。 標津幼稚園に着き、私たちが授業の準備をしている間、子供たちは先生と歌を歌って準備が終わるのを待っていました。ただ、何が始まるのかな?という子供たちの視線が、こちらに向けられていることはひしひしと伝わってきました。 続きを読む →

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北海道科学大学で講演しました

 10月21日、北海道科学大学(札幌市)にて「北海道の中の世界自然遺産・知床~遺産としての価値と保全のための取組」というテーマでお話ししてきました。今回の講演会は学内の環境マネジメント委員会主催の講演会で、これまでは省エネルギーや資源リサイクルなどを活動の中心においていたそうですが、今回は人と自然の共生、北海道の自然環境の変化など、これまでとは少し違った視点で環境を捉えてみたいということで、講演のお話をいただきました。知床の自然は決して特別ではなく、かつての北海道の自然が今もしっかりと残った場所であること、海と陸をつなぐ存在としてサケ科魚類が知床でも重要だが、これも知床に限ったことではなく、道内各地でこのつながりが切れたことで失われた生態系があることなどをお話ししました。

 北海道科学大学は今年4月北海道工業大学から大学名を変更、建築、土木など工学系が強い大学だけあって、キャンパスもとてもきれいで、デザインの斬新なカッコイイ建物が立ち並んでいました。先生方、学生さん、たくさんの皆さまに熱心に聴いていただき、ありがとうございました(担当:増田)。

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