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国立公園内での不法投棄

4月16日、知床国立公園内である幌別地区で大量のみかんが道路脇に捨てられていると通報が入りました。

対策員が現場を確認すると、このような有様でした。






 

回収したのは約50個のみかん。

幸いにも、ヒグマが気付く前に回収することができましたが、怒りが抑えられません。

場所はウトロ市街地から直線距離で約2キロの場所です。

 

一度人の食べ物を口にしたヒグマはこれまでと行動を大きく変え、人の食べ物を求めるようになります。

その結果、市街地にヒグマが侵入し、人命を危険にさらす可能性があるのです。

市街地には学校があり、子供たちが登下校もしています。

二度と、不法投棄をしないでください。

 

(知床財団 村上)

 

 

 

 

 

 

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クマ端会議、今年も開催しました。

開催日:2020年2月7日(金)@ウトロ、8日(土)@斜里市街地

私たち知床財団スタッフと地域の方々がヒグマについてざっくばらんに語り合う「クマ端(ばた)会議」を今年も開催しました。
今シーズンの斜里町でのヒグマの出没状況はどんな状況だったのか、ヒグマとうまく知床で暮らしていくためにどうしていけばいいのかをお茶を囲みながら地域の皆さんと意見交換しました。

2/7(金)@coffee albireo

 

ウトロでの開催は今回で7回目、斜里市街地での開催は3回目になります。
ウトロの回ではヒグマ状況に加え、昨年町内に新設したヒグマ対策ゴミステーション「とれんベア」をご紹介しました。斜里市街地開催の回では町外からのご参加もあり、今年話題となった札幌など市街地でのヒグマ出没を交えながら、盛んな質疑が飛び交いました。

2/8(土)@しれとこくらぶ

このクマ端会議は日ごろヒグマ対策に当たっている私たちスタッフと地域の方々が直接意見交換できる大切な場です。
私たちがどんな思いでヒグマ対策にあたり、なにを目指しているのか。
そして、地域の方々はヒグマと暮らしていることにどのような思いや心配事があるのか。
これから先も知床に住む私たちとヒグマが共存してうまくやっていくために、「クマ端会議」は今後も続けていきたいと思います。

(今年度は12月に羅臼でも初めて開催しました。詳しくはコチラ

また、今回の開催のため冬季休業中にもかかわらず臨時オープンしていただいたcoffee albireo様(@ウトロ)、そして3年連続でご協力いただいているしれとこくらぶ様(@斜里)にはこの場を借りて、御礼申し上げます。

(担当:田中)

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守ってほしいルール

冬の訪れ

ヒグマの活動が落ち着き、冬が近づいてきたので国立公園内の道路脇に設置されていたヒグマ生息地看板が撤去されました。この看板は、毎年春~初冬の期間に環境省が設置しているものです。

 

ヒグマ看板

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ヒグマ生息地看板ってなに?

ヒグマ生息地看板には、知床を訪れる方に守っていただきたいヒグマとのルールが記載されています。

ヒグマに接近しない」「餌を与えない」というルールを皆さんに知ってもらい、守っていただくために設置されているものです。

 

守ってほしいルール

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

この2つのルール。

決して難しいことが書かれているわけではありませんが、なかなか守られていません。

 

「ヒグマに近づかない」

ヒグマへの過度な接近をせず、距離を保ってください。

ヒグマはとても魅力的な野生動物のひとつですが、時と場合によっては私たちに牙をむきます。

基本的にはブラフチャージ(威嚇突進)で済む場合が多いですが、そうでない状況もありえます。

親子グマの場合、母グマが子グマを守ろうと、通常より攻撃的な行動をとることがあります。

皆さまにはヒグマを見ても我を忘れずに、適切な行動をするようお願いします。

 

「ヒグマなどの野生動物へ食べ物を与えない」

直接的にヒグマへ餌を与える行為だけではなく、生ゴミを投棄する行為もヒグマに食べ物を与えることと同じ行為です。

2019年9月23日岩尾別地区で発見した不法投棄ゴミ

ゴミの中身は食品関係

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

人の食べ物の味を覚えたヒグマは人がいる場所にいけば野生下で食べている物よりも栄養価が高く、高カロリーな食べ物を容易に手に入れることができると学習してしまいます。

 

 

人の食べ物の味を覚えてしまったヒグマは、最終的にその命を奪われてしまいます。

 

エサやりがクマを殺す。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

悲しい物語をこれ以上増やさないで下さい。

ヒグマだけでなく、キツネなど他の野生動物に対しても絶対に餌を与えないでください。

道路上で餌をもらえることを覚えたキツネは、これまでの行動を変化させ、四六時中道路上に滞在するようになり、最終的に車に轢かれて死んでしまうリスクが上がります。

 

来年は人にとっても野生動物にとっても良い年になることを願っています。

(担当:村上)

 

知床のヒグマ情報はこちら

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岩尾別川の状況

9月に入り、岩尾別川にヒグマが出没するようになりました。

そのヒグマの撮影をしようとする観光客やカメラマンによる、いわゆる「ヒグマ渋滞」が発生しています。

時には、道路両側に車を停めたり、急カーブに車を停めるなど、危険な状況も発生しています。


岩尾別 急カーブに停車する人たち

 

 

 

 

 


岩尾別での混雑状況の様子

 

 

 

 

 

 

 

 


このヒグマ渋滞は、以前から発生しており、過去の活動ブログでもその状況を発信しています。

知床財団のTwitterアカウント「@bear_shiretoko」にも、今年の9月中旬に発生した岩尾別での混雑状況、人間の子どもが車に轢かれそうになった時の動画を投稿しました。最近では、マスコミにも報道されたためTVやネットニュースで目にした方もいるでしょう。


岩尾別橋の上から撮影する人たち

 

 

 

 

 

 

 


知床白書によると、2016年度には年間約173万人が知床(斜里町+羅臼町)訪れています。

このすべての人達に「ヒグマに接近しない」「エサを与えない」というルールを順守してもらうことを目標に、普及啓発活動を継続して実施してきました。

我々としても、せっかく世界遺産知床に来たのですからヒグマを見て、その生き物がもつ力強さ、命の尊さをここ知床で感じてほしいと思っています。

ですが、既にお願いベースのやり方では限界が来ています。

今後、我々に求められるのは、ヒグマを安全に見ることができる仕組みを作ることです。

この仕組みとして、例えばアクセスコントロールが考えられます。

ヒグマの核心的生息地の手前で、マイカーやレンタカーからシャトルバスへ完全に乗り換えるシステムなど。。。

 

知床が世界に誇れる場所であり続けるために、地域の皆さまや道路管理者、北海道庁、環境省等の行政機関等と協力して、この問題に対する解決方法を導き出していきたいと思います。

 

最後に、

勘違いしている方もいますが、我々はヒグマの撮影をしようとする観光客やカメラマンが悪者だとは思っていません。

誰かを悪者にしたところで、何の進展もありません。

誰も悪者にしない、安全に利用できる世界遺産あるいは国立公園の利用システムを目指していきます。

(担当 村上)

 

 

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共同プログラム~WILDERNESS HEALING WALK in ポンホロ沼~

WILDERNESS HEALING WALK~幻の沼「ポンホロ沼」へ行く~
実施日:2019年7月27日(日)

THE NORTH FACE/HELLY HANSEN、BARISTART COFFEEとの共同プログラム第2弾を実施しました。
今回は地元で長年ガイドを務めている「知床のガイド屋pikki」の若月氏に案内役をお願いし、春先の雪解けの時期にしか姿を現さない幻の沼とも言われる「ポンホロ沼」に行って来ました。
前回に引き続き、遠くは東京からお越しいただき、計7名の方にご参加いただきました。


ポンホロ沼は地元の方でも知る人ぞ知る場所。
様々な樹種や香り、鳴き声などを若月さんに解説していただきながらポンホロ沼までの森歩きを楽しんでいただきました。
目的地のポンホロ沼は一面緑。
ぽっかりと空いた空間とヒメシダの群生がとてもキレイでした。
ここで若月さんお手製のほおの実茶をいただきながら、しばしこの不思議で静寂な空間を堪能。



知床自然センターに戻ってからは、BRISTART COFFEEの特製ランチをいただきながら、若月さんの知床スライドトークを楽しみました。
最後は皆様笑顔でお帰りいただき、私たちも嬉しい限りでした。

次回は「海」をテーマに9月に実施予定です。

また各FacebookやInstagramで告知させていただきますので、ぜひ次回もご参加ください。

(担当:田中)

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