カテゴリー  ボランティア

100平方メートル運動地 春の森づくり!

実施日:5/15(金),16(土),17(日)

100平方メートル運動の森づくりでは、毎年春に広葉樹を植樹しています。今年は、昨年間伐をしたアカエゾマツ造林地の中に広葉樹を植樹しました。運動地にあるアカエゾマツ造林地を知床本来の森に近づけるため、昨年から大規模な間伐を行っています。

間伐後のアカエゾマツ造林地。広葉樹林の近くに自然かく乱を模した四角いギャップをつくりました。ギャップ内の植生回復は種子散布により進行し、造林地内は徐々に樹種多様な環境へ変化します。

間伐後は徐々に植生が回復しますが、そこに広葉樹を植樹することで、植生の回復をさらに促進させることができます。しかし、エゾシカの生息地に広葉樹を植樹することは簡単ではありません。

エゾシカは広葉樹の枝葉や樹皮を食べるため、食べられないように工夫する必要があります。

まず、植樹に用いる苗木の樹冠はエゾシカが届かない高さにあることが重要です。また、エゾシカが好む樹種を植える場合は、樹皮を守るネットを巻くことで被食対策を万全にします。反面、エゾシカがあまり興味を示さない樹種もあるので、それらを取り入れることも一つの方法です。

このように広葉樹の植樹は手間がかかりますが、開拓跡地に自然を回復させる有効な手段として実践しています。

ミズナラに樹皮保護ネットを巻きました。ミズナラの樹皮は、エゾシカが積極的に食べるものではありませんが、稀に食べられてしまうため、念のため巻きます。確実に苗木を育てるためには、現在もエゾシカ対策は欠かせません。

例年は、森づくりを応援してくださる皆さまと一緒に植樹作業を行っています。しかし今年は、新型コロナウィルス拡大防止対策に伴い、少数の職員で植樹を実施しました。

100平方メートル運動の森づくりは、知床の自然を回復させると共に、自然を大切に想う人々が集い語らう場です。森づくりを通して感じたことをきっかけに、各々が地球環境に貢献するためにアクションを起こしています。そんなすてきな繋がりを増やすためにも、私たちはこれからも100平方メートル運動の取り組みや森づくりの魅力を広く共有したいと考えています。そして、知床の森で皆さんとお会いできる日を心から楽しみにしております!

, コメント (0)

春の100平方メートル運動地

知床にもようやく春が訪れ、日に日に緑の濃さが目に見えて増していくような毎日です。

ただ、今年は、新型ウイルス感染拡大に伴い、森づくりワークキャンプやボランティアなど100平方メートル運動のイベントも開催できない状況となっており、昨日は、夏の知床自然教室も中止とする判断をさせていただきました。

そんな中でも季節は進んでいきます。

いつもお手伝いをしていただくボランティアの皆さんの
お力添えや何十年かぶりに自然教室の子どもたちの声の
ない夏がくることになってしまいましたが、これからも
たくさんの皆さんからのご支援をいただける場所であり
続けられるよう、今年も日々務めていきたと思います。

(担当:松林)

, , コメント (0)

冬期「森づくりボランティア」活動報告

実施日:2/8(土),2/9(日),2/15(土),2/16(日)

伐採木の運び出し作業。雪上での作業はとてもハードです。

100平方メートル運動の森づくりは、冬期もボランティアさんの協力を得て作業を行っています。この冬は、アカエゾマツの間伐作業を中心に行いました。
作業対象地は、植樹後15年~20年経ったアカエゾマツの植樹地です。植樹地のアカエゾマツは順調に生育していますが、アカエゾマツのみが育つ単調な環境になっています。この植樹地を知床本来の森に近づけるためには、間伐作業が必要です。アカエゾマツを適度に伐ることで林内が明るくなり、徐々に多様性の高い環境に変化し、やがて広葉樹と針葉樹が混ざり合う、知床らしい森に変わっていくことが予想されます。

 

この日、気温は終日−10度以下。極寒での活動、お疲れさまでした!

間伐は、ノコギリを使用した伐採や伐採木の運び出しが主な作業です。雪上での作業は重労働になりますが、道内外からのべ22名のボランティアさんが集い、間伐作業にご協力いただきました。また作業期間中は、吹雪や気温が-15度まで下がる厳しい環境下の活動日がありました。そんな中でも、快く作業にご参加下さった皆さま、本当にありがとうございました。この場を借りて心より御礼申し上げます。

100平方メートル運動の森づくりは、皆さまのご支援で実現しています。

 

, コメント (0)

ダイキン工業「第17回知床ボランティア」開催報告

実施期間:2020年2月1日(土)~3日(月)

ダイキン工業の社員の皆さん8名にお越しいただき、冬の知床の自然で森づくりのお手伝いをしていただきました。

このボランティアは、ダイキン工業様からの寄付による森づくりの一環で、有志の社員の皆さんが実際の森づくりに携わるイベントです。冬の開催は、昨年に引き続き2回目です。今回は、天候の影響で予定より1日短い3日間の開催となりました。

2月の知床は、日中でもマイナスの気温が当たり前の季節です。本州からいらっしゃった皆さんにとっては、まずはスノーシューを履いて歩くところからがスタートです。慣れない雪の中、かつて植えたアマエゾマツやトドマツなどが立ち並ぶ植林地へと向かいました。

今回の森づくりは、15年から20年前に植えられた木々をノコギリを使って切っていく作業です。

 

続きを読む →

, コメント (0)

大阪で知床自然教室の子どもたちが集まりました。

年が明け10日ほどが経ちましたが、こちら知床は比較的雪も少なく穏やかに経過しています。

そんな中、100平方メートル運動を応援していただいている関西支部の皆さんからうれしいお便りがありましたのでご紹介いたします。

知床自然教室に参加した子どもたちが大阪で集まりました。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

■知床自然教室懇親会 IN 関西

日時:2020年1月5日(日)
場所:大阪府吹田市(吹田歴史文化まちづくりセンター)

関西では初、知床自然教室参加者が集まる懇親会を開催!

18年前に自然教室に参加した人から今年初めて参加した子
まで幅広く集まりましたが、同じ歌・同じレクを経験して
いるからかすぐにひとつとなり、楽しい一日を過ごしました。

保護者同士が会うこともほとんどないので、これをきっかけ
に知床の保全の寄付と、関西圏での交流が広がること願って
います。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

スタッフも含め31名が集まりたいへん盛況だったとのこと、あいにく知床からはいけませんでしたが、知床の写真やバッジ、ステッカー、斜里町特産のにんじんジュースなどを送らせていただきました。

知床をきっかけにした輪が、遠く離れた場所でもしっかりと広がっていると思うとほんとうにうれしい限りです。

お集まりいただいた皆さん、関西支部の皆さん、ほんとうにありがとうございました。


知床自然教室はこの夏も開催します。

■第41回知床自然教室
日時:2020年7月30日~8月5日
(その他詳細については2月以降にご案内予定です)

(担当:松林)

, , コメント (0)

ブログ