ダイキン工業第26回知床ボランティア開催!
9月18日~21日までの4日間、斜里町が包括連携協定を結んでいるダイキン工業によるボランティア活動が行われました。第26回を迎えるダイキン工業のボランティア活動ですが、今回は11名の精鋭に参加して頂き、協力しながら森づくりに励みました。
初日は、大阪・東京から移動されてきたため、知床財団が行っている森づくりの歴史や活動内容を勉強して貰いました。

知床財団の森づくりを勉強して頂きました
2日目から本格的な森づくりがスタートです。
100平方メートル運動地内にある苗畑で大切に育てた中型苗5本を、今年新しい試みとして作った間伐材防鹿柵の中に植樹しました。中型苗とは、苗畑で20年程度育てた苗で、樹高が3~4m、直径が10cm程度もある街路樹のような大きさの木です。この苗を2人1組となって運び、穴を掘って埋め、水をやり、横木を取り付け、その横木に倒れないように支持固定するところまでやってもらいます。

中型苗に防鹿ネットを巻いて保護します
見たこともない「シノ」を使って針金を締め込んでいきます。
3日目も中型苗5本を、昨日と同じ間伐材防鹿柵の中へ植樹しました。
今回は、大半が初めて参加される方で、初めて見る道具や慣れない森の中の作業で戸惑いもあったようですが、2回目ともなると、皆さん率先して活動を進めて頂き、初日より大幅に短い時間で作業完了しました。

第26回の森づくり、大成功!
余った時間は、自然センターの海側にある開拓時代にも手付かずで残されていた原生の森の中を歩き、運動が目指す森づくりの最終目標を見て頂きました。

原生の森を歩きました
今回植樹して頂いた10本の中型苗が、100年後に知床の森を作る母樹となっていきますように。