北こぶしリゾート様より「とれんベア」を寄贈いただきました。
私たち知床財団は、市街地でのヒグマ対策の一環として、
「とれんベア」の設置を進めています。
今年10月、斜里町ウトロの市街地に新たなとれんベアを1基設置することができました。
“とれんベア”とは、ヒグマ対策のゴミ箱のこと。
網走市のシティ環境様と試行錯誤しながら共同開発してうまれたとれんベアは、
設置の土台もあわせると重さ約1t!ヒグマが押しても叩いても壊れない、倒れない、
そして開けられない仕組みになっています。
ヒグマが高密度で生息する知床ゆえに、住民が暮らす場所のゴミの管理の徹底は、
ヒグマを市街地に近づかせないための電気柵とあわせて、とても大切なヒグマ対策のひとつです。
万が一、市街地にヒグマが侵入にしてしまっても、その場所にとどまらせない、執着させないために人為的な食べ物に手をかけさせない対策が重要です。
そのため、私たちは地域の各所に設置されているゴミ収集場所=ゴミステーションを
可能な限りとれんベアに変えています。
今年設置したとれんベアは、地元で宿泊業を営む北こぶしリゾート様からの「クマ活」という企業活動のご寄付によって寄贈いただいたもので、今年で3年目(3基目)となりました。
スタッフ一同、改めて感謝申し上げます。
また、設置に際しては、地域の自治会の皆様やゴミ収集をするスタッフの方々のご理解とご協力が欠かせません。地域の皆様にも、あわせてここに御礼申し上げます。

とれんベア設置時の様子。クレーン車を使って設置します。

シティ環境の方、北こぶしリゾートの職員の方も含めて設置の後の記念撮影。
- 今回ご寄付頂いた企業様
北こぶしリゾート様 北こぶしリゾート|公式サイト
- ヒグマ対策ゴミステーション「とれんベア」の製造・販売はこちら
株式会社エコシティ とれんベア|株式会社エコシティ|札幌 (ecocity.jp)
公益財団法人知床財団
会員・寄付のお願い|知床財団|世界自然遺産「知床」にある公益財団法人 (shiretoko.or.jp)





