イワウベツ川にて魚類調査(春)を行いました!
6月11日~13日の3日間で魚類調査を行いました。
しれとこ100平方メートル運動地のほぼ中央を流れるイワウベツ川には治山ダムがあり、サケ科魚類の遡上の障害となっていました。これらのダムは順次、遡上が出来るように順次改修され、最後の1基が2026年度には改修工事が完了する予定です。
この改修中のダムの下流と上流で電気ショッカーを使って魚を捕獲し調査をしました。
今後のダム改修効果を検証するために、河川環境が回復する前の魚類生息状況を調査しています。
調査は東京農業大学オホーツクキャンパス、知床博物館による全面的な協力により行いました。
電気ショッカーでの捕獲は、電気ショッカーで魚を感電させ麻酔でおとなしくさせてから体サイズや胃内容(食べ物)を調べ、DNA採取の為に油びれの一部をサンプリングします。目では見えない川の中の現状を、調査によって明らかにし、今後の取り組みに活かす重要なプロセスです。
学生さんたちが頑張ってくれました!
東京農業大学・知床博物館の皆さん、ありがとうございました。秋の調査もよろしくお願いします!