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ダイキン工業「第16回知床ボランティア」開催報告

実施期間:2019年9月19日(木)~22日(日)

ダイキン工業の社員の皆さん10名にお越しいただき、秋の知床の自然の中で森づくりのお手伝いをしていただきました。

今回で15回目となるこのボランティアは、ダイキン工業様からの寄付による森づくりの一環で、有志の社員の皆さんが実際の森づくりに携わる4日間のイベントです。

期間中、一時的に雨も降りましたが、概ね順調に各種作業を進めることができました。

 

作業初日は、10月に開催予定の植樹祭の準備として、張り出した枝を落としたり、刈り取ったササを集めたりなど植樹会場の整備を行いました。どれも人手のかかる作業ですが、10名の皆さんの力であっという間に終えることができました。この他にも、防鹿柵の補修作業なども行いました。

続く2日目は、数年後の先を見据えた作業として、トドマツの山採りを行いました。これは、森の中に生えている小さなトドマツの苗木を掘り取り、苗木の育成をしている苗畑に植え付けていく作業です。

掘り取ると言っても、今回扱う苗木の大きさは20~30センチ程度の小さなものです。根の周りの土を崩さぬよう一本一本を丁寧にスコップで掘り取りました。

今回移植した苗木の数は276本。これらの苗木は、数年間苗畑で丈夫に育てた後、植樹祭などで知床の大地へと植え付けていく計画です。

知床の自然の中で汗を流した後は、温泉と旬の食材を使った食事が待っています。今回は、ちょうど知床半島の反対側の羅臼町でお祭りが開かれていたので、作業後に遠征をして地元の海の幸と温泉を満喫してきました。

今回ご参加いただいた皆さん、ほんとうにありがとうございました。ぜひ、また違う季節の知床も風景も見にきていただければうれしい限りです。

 

<参加者の皆さんから>
・財団の皆さんから活動の背景、それぞれの作業の意味、実際の現場の状況など、中に入り込まないと見えてこない事を丁寧に解説してもらえたので、作業しながらいろいろな事を肌で感じられました。こんなに夢中になって何か作業をしたのは久しぶりで、とても楽しく、終わった後の達成感・充足感は何物にも代えられないと思いました。(Y・Sさん 50代 女性)

・今回の知床ボランティア活動について、参加者をフォローされている人の大変さがわかりました。活動の継続、維持することの大事さを痛感しました。(I・Tさん 50代 男性)

・実際に自分の足で知床の森を歩き、ヒグマの爪痕やトドマツの倒木などを実際に目にすることで、知床の自然環境を体感することができたのは非常に有意義でした。知床財団の方々との交流を通じて保全活動の重要性や苦労の一端を知ることができ、普段の生活の中で環境保全とどのような関わりを持てるのかを考えるきっかけとなりました。(Y・Rさん 30代 男性)

・一度破壊されて自然環境・生態系を復元することの難しさを肌身で体験できました。また人間のわがままな行動で生態系を破壊することになる、この考えを再度思い起こす機会となりました。今後は、被災地・自然環境の破壊された地域での活動を積極的に行いたいと考えています。(K・Mさん 60代 男性)

・ボランティアに参加したことで自然を再生することが、色々な事象に関わっていることに気が付かされました。ただ単に森林の再生だけを考えるのではなく、動物の生態や川、海の状態も関わっていること。人も自然の一つではあるがうえに、人としての自然の中での位置づけを認識しなければならないのでしょう。気の遠くなるような活動も一歩づつ踏みしめることが大切だと思います。これから少しでもお役に立てるよう私なりに努力していきたいと思います。(O・Fさん 50代 男性)

・自然保護と一言で言っても、広さ、作業のたいへんさ、結果出るまでの時間長さなどやってみないとそのスケール感は解らないなと、実感しました。なれない作業ということもあり疲れましたが、知床財団のご配慮により、数多くの自然に対するレクチャーをいただき、大変有意義な時間となりました。(I・Hさん 60代 男性)

・3回目の参加でしたが、過去2回の参加を踏まえ、リピーターとして初回参加者のフォローは出来たと思います。メイン作業の植樹は植える作業だけでなく、その準備に膨大な時間と手間が掛かることが少しわかりました。(まだ全貌は掴めてないのかも知れません。)作業後に開拓していなかった国有林を巡って見て良い勉強になりました。(D・Mさん 50代 男性)

・100年、200年先を見据えた地道な取組みに対して、知床財団皆様の真摯に取り組む姿を見て、感動しました。目先の結果を求めるこの時代、この活動の意義を多くの方に知っていただきたいと思います。私も微力ながら色々なところで伝えていきたいと思います。(H・Hさん 40代 男性)

・知床でただ作業をするだけではなく、何故その作業が必要なのか、その背景、そしてこれからのビジョンも説明いただけたことで、「木を植えた」というより「森をつくる一端を担えた」という達成感と、人に伝えるための知識をお土産にもってかえることができました。ぜひとも、ボランティアそしてプライベートでもまた知床の自然に会いに行きたいと思います。(S・Mさん 20代 女性)

(担当:松林)

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