●アラスカ研修 実施報告

alaska9.jpg実施日: 2009年9月8日~21日

ヒグマをはじめとする野生動物の保護管理や、国立公園の管理運営の先進事例を学ぶため、アメリカのアラスカ州に2名のスタッフが派遣されました。9月8日からおよそ2週間の日程です。アメリカ国立公園局(National Park Service、以下NPS。アメリカ内務省の国立公園を管理する組織)による全面的支援と案内のもと、野生のヒグマ・ウォッチングが人気をあつめるカトマイ国立公園や、シャトルバスのシステムで有名なデナリ国立公園などを訪問。実際の現場を現地の担当者と一緒にめぐりながら、たくさんの‘ナマ’の情報を聞くことができました。

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●知床自然教室30周年企画「知床への回帰」開催報告

IMG_3806b.jpg●知床自然教室30周年企画
「知床への回帰」開催報告

2009年9月19日(土)~21日(月)
2泊3日 IN 知床

今年で30回目を迎えた知床自然教室。この節目の年に、これまでに自然教室に参加したかつての子どもたちに向け、過去の自然教室を振り返るとともにこれからの知床について考える集まりを「知床への回帰」と題してこの9月の連休に2泊3日の日程で行いました。

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1980年の第1回知床自然教室以来、のべ1500人以上の子どもたちが夏の一週間をこの知床で過ごしています。初期のころに参加していた子どもたちはすでに30~40代、今回の30周年にも何組かの方はご家族連れでの参加となりました。

遠くは沖縄から、もちろん地元斜里からも、自然教室OB・OGとそのご家族、斜里町役場や知床財団の関係者など、0才から70代まで世代を超えた総勢63名が知床に集結です。

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●講演会開催報告「マッコウクジラの生態」

特別講演会「知床羅臼沖・根室海峡におけるマッコウクジラの生態」
実施日:2009年9月17日(木)
会場:知床国立公園 羅臼ビジターセンター

ts090917Amano 001.jpg 知床クジラの会や当財団など8団体で構成している「知床・海と森の生物多様性保全協議会」の主催で、長崎大学の天野教授による特別講演会を羅臼ビジターセンターで開催しました。
 マッコウクジラの一般的な社会構造に関するお話しの後、天野教授の研究グループが2007年以降、知床半島の羅臼町側で行なっているマッコウクジラ研究の成果のうち、1)セオドライトによるマッコウクジラの分布調査、2)エコロケーション音から推測されるマッコウクジラの採餌行動、3)根室海峡のマッコウクジラの社会構造、の3点について詳しくお話しいただきました。
 根室海峡にやってくるオスのマッコウクジラの一日の行動、餌の探し方や追跡方法、さらに個体間の関係などについて、今まさに解明されつつあるホットな内容を参加者全員が堪能しました。
 天野先生、約1ヵ月に及ぶ長期調査の最終日でお疲れのところ、長時間ご講演いただき、本当にありがとうございました!
(石名坂/羅臼地区事業係)