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ボランティア活動報告2010年6月18~20日

100620saku-dukuri.jpg実施日:2010年6月18日(金)~20日(日)
今回のボランティア活動には、東京都から1名、美幌町から1名、斜里町から1名の計3名の方にご参加いただきました。
先週に引き続き、岩尾別川沿いの防鹿柵の建て替えをお手伝いいただきました。ありがとうございました!
詳しい作業の様子はこちら⇒『森づくり日誌』


■ボランティアさんからひとこと:
先週に続き、岩尾別地区にて防鹿柵の補修メンテナンス作業に参加しました。力仕事が中心のため、腕力の無い自分にはなかなか大変な作業でした。今まで触ったことも無い大工道具を初めて使ってみたり、いくつになっても勉強だなと思ったりしました。ただ、もっと力があれば手際よくできるのにと少し情けなかったです。ところで、ボランティア活動の場所である100平方メートル運動地は国立公園内ですから、通常は柵などの建造物を建てたりすることが制限されています。今回の作業に参加して、運動地だからこそ、大好きな知床に自分の作ったものが残せるということに少し感動しました。飛行機代をかけて東京から行く価値はアリだなと独り密かに思ったりしています。(A・Mさん 40代 女性 東京都)
今日20日は、前回11日の続きでイワオベツ川沿い運動地の防鹿柵柱2本の交換と柱の補強支柱12本の取り付けでした。柵柱は長さ3.2メートル、立てるため穴の深さは約70センチ。穴掘りは結構大変だ!でも今回はやらなかった。今日も変わらず暑い、2リットルの水が無くなる。セミの鳴き声は少し減ったようだが若々しいミドリの中の作業は気持ちが良い。毎回のボランティア作業で柱が現場に無くなったので開拓小屋へ取りにゆく。柱5本。補強用支柱20本を運ぶ。それなりに重い。補強用支柱を取り付けるために高い梯子に乗って掛矢で打ち込むがナカナカうまく打てず腕がプルプルしてくる。柵の反対側の番人はアッサリ打ち込む。次は防風板の取り付けをする。長さ4m位、厚さ4㎝位のを6枚、12センチの釘を打って止めるが難しいんだよ。すぐに曲がる、まあ、打ち方が悪いのはわかっているんだけどね。番人の作業を見ていると早いし無駄な力を使わないし後の作業を考えてやる。どんな作業もそのようにやるのが良いんだろうと思うが自分になるとうまくできない。終わって帰り仕度をしていると脇の草はらで鹿10頭がモクモクと草を食べていた。
100620 harigane.jpgサテ、写真にある柱の上に出ている針金が見えると思いますが、何だと思いますか??柱のてっぺんに在り高いので鹿には関係がありません。もし、イワオベツ温泉方面に行くことがありましたら実際に見て考えてください。(H・Zさん 60代 男性 美幌町)
(担当:馬谷)

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