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「第5回 水のがっこう夏まつり」でワークショップを実施しました。

tuno.JPG実施日:2007年8月11日(土)
旧斜里町立来運小学校のグラウンドで毎年行われている「来運 水のがっこう夏まつり」。今年も24のワークショップや露天が出店し、30℃近くの猛暑の中、多くの親子連れで賑わいました。当財団からは今回2名のスタッフが参戦し、「しれとこ・森の学校」と題したクイズラリーを実施しました。


今年で第5回目を迎えた「来運 水のがっこう夏まつり」は、「自然」・「親子」・「出会い」をテーマに学びと出会いの空間を作ることを目的としているイベントです。自分たちの住んでいる素晴らしい環境をもっと知ってもらいたい、そんな想いから当財団スタッフも毎年企画・実施させてもらっています。
kumatkodomo.JPG今年も毎年恒例のクイズラリーと紙芝居を実施しました。クイズは全部で4問。クイズ自体を校舎の周りに隠し、それを探すことから楽しんでもらいました。クイズの内容は知床の森に棲む野生動物について。ヒグマの糞、エゾシカの角など小道具も満載です。全問できたら、早速答え合わせ。知っているようで意外と知らない「動物の秘密」に子どもたちから驚きの声が上がりました。最後にヒグマの実物大に近い足形スタンプを押し、小さな「知床博士」が100人近くも誕生しました。
kami.JPGまた、時間を決めて3回に渡り実施した紙芝居では、人間と野生動物の正しい付き合い方について問いかけました。人間が捨てたゴミによって変わってしまった野生のヒグマの話を子どもたちは真剣に聞いてくれました。紙芝居終了後も「ゴミを道にすてちゃいけないんだ」「野生動物にエサをあげたらだめだよね」と一生懸命意見してくれました。こんな子どもたちがいてくれれば知床の森も安泰だな、と地元っ子の私は「知床博士」に任命した小さな後輩たちをとても頼もしく思いました。
それにしても、30℃を超える猛暑猛暑の一日。ヒグマ(着ぐるみ)にとっては「この夏・一番暑い夏」だったでしょうね。
(担当:片山)

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