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平成18年度しれとこ100平方メートル運動地森林再生専門委員会議開催

061126専門委員会議.jpg実施日:2006年11月26日(日)~27日(月) 「100平方メートル運動の森・トラスト」(斜里町主催)は、知床の開拓跡地に森を復元すること目的としたトラスト運動です。この運動の方針や計画は毎年開催される専門委員会議の場で地元の有識者や植物・動物の専門家で構成される委員の方々によって議論されています。今年も11月下旬の2日間、同会議が開催されました。 このトラスト運動の現地業務(森林再生作業)を担っている知床財団では、委員の現地視察、会議の運営を斜里町役場と合同で実施しました。今年は雪の降り出しも遅く、現地視察ではこの時期例年ではなかなか行くことができない作業地も案内することができました。委員の方々は、今年度新設された大規模な防鹿柵(台地上で防風の役割を果たしている良好な2次林をシカの食圧から守るために設置)や今年も含め4年間で約6,000本の広葉樹の苗を植付けた植樹地(ここも大規模な防鹿柵内)など各地を巡り森林再生作業の進捗状況や周辺環境の現状等を確認しました。 翌日の会議本番(斜里町役場大会議室)では、今年度の作業報告の後、来年度の計画と合わせ今後の森づくりについて活発な議論がなされました。特にここ数年課題となっているエゾシカの増加による森林への影響に関しては、このトラスト運動としても看過できる状態ではないことが改めて確認されました。これまでは防鹿柵や樹皮保護ネットなどの対策を実施してきましたが、今後は環境省の「知床半島エゾシカ保護管理計画」などの経過も見据えながら、人為的調整も視野に入れつつこれまでの方針を見直していくことになりました。 (会議の概要はこちら) 皆さまの寄付によって支えられているこの運動は、数百年先の未来の森を目指して時勢の潮流に流されることなくこれからも続いていきます。ご支援・ご協力の程よろしくお願いいたします。
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