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知床フィールド講座「ヒグマの生態~夏はヒグマも山登り?!」

tanaka_rausuko.jpg 実施日:2006年8月26日 今回の講座は、季節ごとの知床のヒグマの生態を 学ぶシリーズ第2弾として、夏に高山帯を利用する 彼らの暮らしを実感する1日でした。 まず、8月に入り標高の高い地域を利用するヒグマの暮らしと食べ物についてレクチャーし、続いて実際のその環境を体感すべく羅臼湖へ向かいました。羅臼湖の入り口には2日前にヒグマが出没!という大きな看板が設置されており、これから向かう彼らの領域への期待は高まります。羅臼湖は標高736mに位置し、湖まで続く登山道にはたくさんの高山植物が生息しています。途中、登山道脇にある沼(第4の沼)にてミズバショウを食べた痕を発見、紛れも無いヒグマがいた証に一同は少し納得した表情。羅臼湖に到着し、昼食をとることに。食事中も参加者は双眼鏡を手にクマを探す。8月13日以降、羅臼湖周辺でのヒグマの目撃情報は4件と多く、参加者はクマを一目見なければ気がすまない勢い。クマを見る講座ではないのですが・・・。結局、クマは姿を見せず、後ろ髪を引かれる思いで羅臼湖を後にしました。センターへの帰り道、発信機を付けたヒグマの電波が強く入感、アンテナを振ってその位置を確認する。シグナル8!近い!ということで双眼鏡をのぞきアンテナが指し示す方向に目を凝らす。見えるのは込み合ったハイマツ群落のみで、またしても高山帯を悠々と歩くヒグマの姿を見ることは出来ず、残念。しかし、参加者は目の前に見える尾根と自分達との間に確実にクマがいるという状況に少し感動している様子でした。 夏のヒグマの暮らしを学ぶこの講座、その姿は見ることはなかったですが、彼らの存在を少しは実感することが出来たのではないでしょうか。 羅臼湖登山道をご利用の方へ 羅臼湖登山道はところどころ浸水しており、ぬかるんだ箇所も多く長靴がないと歩行困難です。散策する方はトレイル周辺を踏み荒らさないようお願いします。
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