カテゴリー  森林再生

森づくり作業の紹介

syokuju.jpg植樹(しょくじゅ)
毎年、春と秋に、苗畑で育てた苗を運動地の各地に植樹しています。植樹作業は、いつもたくさんの人の手を借りて行われています。
ただし、植樹ができる場所はエゾシカの入らない防鹿柵の中だけです。現在の課題は、植樹ができる防鹿柵の面積が残りわずかになってきていることです。

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bourokusaku.jpg防鹿柵(ぼうろくさく)
いま運動地で広葉樹の苗を育てたり植えることができるのは、フェンスや板で囲われた防鹿柵の中だけです。柵のない場所に苗を植えてもエゾシカに食べられてしまうからです。
現在、運動地には大小16基の防鹿柵があり、苗畑や植樹地、そして元々ある自然の森をエゾシカから守る重要な役割を果たしています。

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bannninn.jpg森の番人:橋本 勝(はしもと まさる)
100平方メートル運動の森づくりの現場を監督し、技術の指導を行うのが「森の番人」です。苗や木々の手入れ、防鹿柵の設置など、幅広い作業をこなします。
橋本さんは、地元斜里町出身。造園業を営むかたわら、本格的な森づくりが始まった1997年から「森の番人」として知床の森づくりに携わっています。植物のみならず昆虫や動物の生態など自然にかかわる知識は豊富。知床財団
嘱託職員。

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karamatu.jpgカラマツの役割
現在では北海道のいたるところで植えられているカラマツですが、もともと北海道になかった種類の樹木です。
原生の森の復元を目指すこの森づくり作業では、もともとなかったこのカラマツを将来的には減少させていく方針です。ただし、現状では他の多くの広葉樹がシカの食圧によって衰退してきているため、シカの影響を受けにくいカラマツは防風林としての機能など森づくりの現場において重要な役割を担っています。そのため当面は、必要な部分以外は大きく手をつけずに、森づくりのひとつの機能として活用していくことにしています。

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youjyouboku1.jpg山採り養生木の移植
苗畑の中では、人の背丈より高い3~5メートルほどの大きさの樹木の育成も行っています。これらの大きな木は、種から育てたものではなく、作業道を整備する際などにどうしてもその場所から動かさなければならなかった木々を一時的に苗畑に移して休ませているものです。これらの移植した木々を「養生木」と呼んでいます。youjyouboku2.jpg
そして数年間を苗畑で過ごした養生木は、シカに幹の皮を食べられらないように保護ネットを巻き付けることで防鹿柵のない場所にでも植えることができます(背の低い木にネットを巻いても効果がありません。上から食べられてしまいます)。
これらの養生木を移植する目的はふたつあります。ひとつは防風林をつくることを目的としています。風が強く吹き抜ける場所に背の高い木を列にして植えることで発揮される防風効果が、
周りの小さな木々の生長を助けてくれることを
期待しています。もうひとつは森林の多様性を
復元するために養生木(広葉樹)をアカエゾマツ
などの針葉樹の植林地に植え込んでいます。

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