カテゴリー  野生動物の調査対策

【注意情報】羅臼岳登山道(岩尾別登山口)

4月30日午前6:50頃、岩尾別登山口~オホーツク展望の標高300m付近で、接近してくるヒグマに登山者がクマ撃退スプレーを噴射、危険を回避する事案が発生しました。ヒグマは小走りで近寄ってきたとのこと。

調査を実施し、現地にヒグマの姿や誘引物がないことを確認していますが、羅臼岳登山を予定されている方は十分に注意ください。

羅臼岳を含む知床半島はヒグマの生息地です。いまいちど知床財団のヒグマ対処法を確認ください。知床自然センターや羅臼ビジターセンターでは、クマ撃退スプレーのレンタルも実施しています。安全対策にご活用ください。

*現時点の羅臼岳は山開き前、山には積雪あり、冬山装備が必要です。

 

 

現地調査の際の様子

現地で確認された足跡、ヒグマの姿はなし

岩尾別登山口に設置した注意喚起のための看板

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エゾシカのスポットライトセンサスを実施しました

知床ではエゾシカの個体群の増減を把握するため、毎年スポットライトセンサス調査を春と秋に実施しています。スポットライトセンサスとは、車からスポットライトで林内を照らし、エゾシカを探して数える調査です。光で照らすと動物の目は光るので夜間に行います。

 

知床国立公園の幌別-岩尾別地区で、今年も4月20日から4月24日までの5日間にスポットライトセンサスを実施しました。このエリアの調査は、実は今年で31年目になります。

今回の結果は、幌別コース(4.9km)で12~48頭(平均31.2頭/日)、岩尾別コース(4.5km)で8~34頭(平均16.8頭/日)となりました。昨年の調査では幌別コース平均32.8頭/日、岩尾別コース平均15.0頭/日だったので、平均値を見るとあまり変わっていないという結果でした。

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ヒグマによる人身事故が発生

2019年4月16日、知床(斜里町)でヒグマによる人身事故が発生し、ハンター1名がけがを負いました。
ヒグマが活動する季節になっています。山菜採りなどで山野に入る際は十分にご注意ください。

 

詳細はこちらをご参照ください(斜里町役場サイトへリンクしています)。

http://www.town.shari.hokkaido.jp/00news/catetemp2018_news/files/20190416higuma-keii.pdf

【2019年5月30日追記】

調査した結果を、斜里町がホームページに掲載しました。さらに詳しい経緯を参照できます。

https://www.town.shari.hokkaido.jp/00news/catetemp2_news2019/higuma20190416.html

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真鯉地区でエゾシカ・カウント調査(2019)を実施しました

 2019年1月から3月にかけて、国道334号線沿いのエゾシカのカウント調査を行いました。この調査は斜里町の三段の滝からオチカバケ橋までの約12kmの区間(主に真鯉地区)で、道路から斜面に出てきているエゾシカを双眼鏡で数えるという内容です。

 調査は知床財団が2008年から毎年継続的に行っており、今回で12年目となりました。この調査データは知床世界自然遺産地域科学委員会のエゾシカ・ヒグマワーキンググループに提出され、知床のエゾシカの管理計画に利用されています。

道路脇に出てきたエゾシカの群れ

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冬眠から明けたヒグマの姿を初確認

知床(斜里町・国立公園外)でヒグマの姿を確認しました。知床で冬眠明けしたヒグマを確認したのは、今シーズン初です。

ヒグマの姿が確認されたのは斜里町の真鯉地区(斜里~ウトロの区間)です。鹿を捕獲するためのわなに仕掛けた自動撮影カメラに映りました。撮影されたのは単独のヒグマ、撮影日時は3月10日12時40分頃です。

年によって前後しますが、知床でヒグマが活動を開始するのは例年3~4月です。2018年の初ヒグマ情報は4月2日、2017年は3月17日、2016年は3月5日、2015年は3月12日でした。今年の初ヒグマ情報は、やや早いですが”平年並み”と言えます。

冬眠明けの順番は、単独個体→子連れメスと言われています。

これからの時期、野外で活動する際は、冬眠から明けているヒグマがいることを頭に入れておく必要があります。

ヒグマ対処法については、こちらを参照ください。

知床のヒグマに関する情報は、「知床情報玉手箱」「知床のひぐま」サイトで随時発信しています。


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