事務局長のつぶやき

イチゴ風味の飲むヨーグルト容器

 下の写真は7月18日に国道334号線知床横断道路で撮影されたものです(斜里警察署提供)。

 子グマの鼻先にあるものはイチゴ風味の飲むヨーグルトの容器です。おそらく、国道を走る車からポイ捨てされたものと思われます。捨てた当事者にとっては何気ない行為かもしれませんが、この体験が子グマの記憶の片隅に残っていれば、「道路に行けば、食べ物にありつけるかも」とふと思い出すかもしれません。

 野生動物にとって食べることは生きることです。中でもヒグマは食物に対する執着心が強く、食べ物を手に入れた場所に再び戻ってきたり、居座ったりすることはよくあります。

ごみのポイ捨てはどこであってもあるまじき行為ですが、さらにそれを野生動物が口にすれば、それは間接的な餌付行為にあたります。

野生動物が道路を餌場と学習してしまった場合、それは人にとっても動物にとっても、決して良い結末とはなりません。

どうか、ゴミを捨てないでください。直接・間接問わず、野生動物には食べ物を与えないでください。

(知床財団事務局長 増田)

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コメント (5)

コメント 5件

  1. said: ユキ on
    最近、写真家/星野さんに関する書籍を読んだところです。
    それもあってTwitterのタイムラインにて、目につきました。
    人の食べ物の味を覚えた熊は本当に危険ですね。
    広く知ってもらいたいことですね。
  2. said: 池上恵子 on
    悔しいですね。呼び掛けの声はいつになったら届くのでしょう!生き物を護り共存するってそんなに難しいのでしょうか?
    ほんの少しの心掛けくらいはしてもいいのに…
    お仕事有り難うございます。
  3. said: 池上恵子 on
    悔しいですね。呼び掛けの声はいつになったら届くのでしょう!生き物を護り共存するってそんなに難しいのでしょうか?
    すこしの心掛けくらいはしてもいいのに…

    お仕事有り難うございます。

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