●ワークキャンプの準備

101029youjouboku.jpg2010年10月29日(金) 曇り

森づくりワークキャンプの準備で、作業現場の下見と資材搬入を行いました。

写真の苗畑にあるたくさんの養生木は、今回のワークキャンプで掘りだされます。毎年恒例の大人数での5泊6日の森づくり、大きな作業がどんどん消化されていきます。

(担当:馬谷)

●第14回しれとこ森の集い開催報告

P1050356.JPG実施日:2010年10月17日(日)

知床の開拓跡地を原生の森に戻す取り組み『100平方メートル運動の森・トラスト』のイベント、「しれとこ森の集い」が開催されました。

このイベントでは、全国の皆さんからの寄付で買い取った土地「100平方メートル運動地」に、運動参加者と地元斜里町の皆さんの手によって、知床の森を復元するための植樹が毎年行われています。

P1050351.JPG午前中は、ふたつのコースに分かれての森歩きを行いました。ひとつは森の番人の案内で、知床の自然とこの森で行われている森づくりの様子を見ながらの散策です。10月にしては暖かい陽気の中、森のこと、動物のこと、開拓のことなどを森の番人の解説付きで秋の森を歩きました。

もうひとつは、子ども向けのネイチャーゲームのコースです。ドングリやヤマブドウの実を見つける自然のビンゴゲームや落ちている葉っぱの大きさ比べなど、参加した子どもたちは、足101017 morinotudoi-kodomo.jpgの下から頭の上まで隅々まで目を凝らして知
床の森を歩く時間を過ごしました。

午後からは、植樹祭です。地元斜里町や道内・本州からお集まりいただいた約130名の方の手によって、カシワやハルニレなど広葉樹14種類、約230本の苗木が知床の大地(防鹿柵内)へと植え付けられました。今年は北海道ユネスコ協会の皆さんにも多数参加していただきました。

P1050361-1.JPG10年後、20年後、今日植えた木々たちが、そして知床の森がどうなっているかたまにでも思い出していただけることがあればと思います。今はまだ小さな木々たちですが、数百年先に広がる森へと向かう初めの一歩になってくれる
ことと思います。

お集まりいただいた皆さん、ありがとうございました。これからも知床の森づくりをよろしくお願いいたします。

(担当:松林)

●植樹祭の準備

101016naegi-unpan.jpg2010年10月16日(土) 晴れ

ボランティア2名の方とともに、昨日に引き続き植樹祭の準備を行いました。

苗畑から掘り取った広葉樹14種の苗木計233本を植樹地へ運搬しました。その後、植樹に使うスコップの剣先を、ササの根もザクッと切れるように研いでいきました。最後は日が暮れて、ライトの下での作業となりました。これで明日の植樹祭に臨みます。

(担当:馬谷)

●苗木の根巻き

101015naegi-nemaki.jpg2010年10月15日(金) 曇り

ボランティア2名の方とともに植樹祭の準備を行いました。

ハルニレ、ヤチダモなど広葉樹の苗木を苗畑から掘り取りました。すでに苗木はある程度大きくなっているので、根鉢も大きく重くなっています。そのまま取り扱うと根の土が崩れやすく根付きが悪くなるので、根鉢を荒縄で巻いて補強します。ちなみに巻いた縄は植樹先でそのまま土に還ります。

(担当:馬谷)

●柵の補強

101009kugiuti.jpg2010年10月9日(土) 晴れ

ボランティア4名の方とともに、各地の防鹿柵が冬から春にかけての悪天候で倒れないように、柵の補強を行いました。

ひとつの柵に使っている柱それぞれは同じ時に建てていても、立地条件などによって、根元からぐらぐらしてきたり傾いてきたりする柱が一部でてきます。そういう弱っている柱には支柱を取り付けて補強します。

柱の周りに大きな岩があったりして平らではない場所では、4本足の脚立より安定しやすい3本足の三脚を使っています。この三脚を立てる位置で、道具(カケヤや金づち)の使いやすさが決まります(右利きと左利きで立てる位置も変わってきます)。三脚を立てる位置は安定していて道具が使いやすいところ、この位置決めが大事です。

(担当:馬谷)

●防風柵へ支柱を取り付ける

101008 kuiuti.jpg2010年10月8日(金) 快晴

ボランティア4名の方とともに先週に引き続き防風柵の修繕を行いました。

防風柵は風の抵抗を受けるので、防鹿柵より倒れやすくなっています。そのため、支柱を柱の両側から斜めにカケヤ(大きな槌)で打ち込み、柱へ五寸釘と針金で固定し、風に強くさせます。脚立のうえでの力仕事なので、バランスをとって落ちないように気をつけましょう。

(担当:馬谷)

●防風柵の修繕

101003kugiuti.jpg2010年10月3日(日) 曇り

ボランティア1名の方とともに防風柵の修繕を行いました。

防鹿柵の中に防風柵を建てている場所がいくつかあります。そのうちの2か所の防風柵の柱がボロボロになってきました。1つは風下のアカエゾマツが柵より高くなり、その風下にある広葉樹の苗木の防風を担ってくれるようになったため撤去し、もう1つは風下のアカエゾマツがまだ小さかったので修繕することになりました。
回収した防風板でまだ丈夫なものは、今回修
繕する防風柵へ再利用します。

(担当:馬谷)

●アカエゾマツの球果とり

101002renzan.jpg2010年10月2日(土) 晴れ

ボランティア1名の方とともに防鹿柵の補修や柱の運搬などを行いました。

1997年に本格的な森づくりを始めてから、現地の広葉樹を種から育てて植えてきました。しかし現在、近年急増したエゾシカによって、広葉樹の苗木は防鹿柵の中にしか植えられません。そこで、エゾシカに食べられにくく柵外へ植えられる針葉樹も育てていくことになり、まずは現地のアカエゾマツの球果(いわゆる松ぼっくり)
を採ってくるところから始めています。2009akaezomatu.jpg過去2年間の状況は、ほとんど木に実りがなく、ほんの少ししか採れていません。で、今年はどうか、と本日、探しにいきました。

アカエゾマツのてっぺんに球果が実っているか双眼鏡で見ていき、あればその木に登って採ります。結果は、球果見つからず。。。アカエゾマツの球果は通常4~5年の周期で豊凶を繰り返すので、来年に期待です!
※右の球果写真は昨年の写真です

(担当:馬谷)

●枯れたカラマツを切る

101001kosiboku-jokyo.jpg2010年10月1日(金) 晴れ

ボランティア2名の方とともにカエル池の防鹿柵の柱補修などを行いました。

運動地にはカラマツ林を囲った防鹿柵があります。建ててから10年余り、いまでは柵内にたくさんの木が生えてきています。で、その柵の柱には、その場に立っているカラマツを利用しています。最近、その何本かが枯れてしまいました。それを放っておいて変な向きに倒れてしまうと柵が壊れてしまうので、前もって取り除くこ
とにしました。

101001kaeruike-yanagi.jpgチェーンソーの切りこむ位置で倒れる方向を決め、さらに幹にロープをつないで倒したい場所へ引っ張り込みます。森の番人とボランティアさんたちの共同作業で、木と木の間の目的の場所へ切った木がズズズーと倒れていきます。そして、その木は防鹿柵の柱になります。

さて、この春、カエル池の周りに挿し木したヤナギ類ですが、ちゃんと枝が伸び葉が出てくれています。これからもどんどん育って林になって
くれることを願います!

(担当:馬谷)