カテゴリー  知床自然教室

2日目(7月31日):野外生活の始まり ~第36回知床自然教室~ 

DSC_8544今日から野外生活(キャンプ)の始まりです。

ウトロの街から約5キロ、歩いてキャンプ地「ポンホロ」を目指します。そこは国立公園の中でもあり、世界自然遺産の中。

日中は暑いくらいの日差しですが、夕方からは雨の予報。通称ポンホロ。これから5日間の野外生活を過ごす自然教室の舞台です。電気もガスも水道もない森の中、まずは、生きていくための準備が必要です。

IMG_1725雨雲の様子を気にしつつ、テントを立て、かまどを作り、トイレの穴を掘り、水をくみ、なんとか雨が落ちてくる前に生活の準備を整えることができました。

午後4時ごろ、1時間ほどの激しい雨。テントやタープの下で雨をやり過ごし、今度は夕食の支度です。真っ暗になる前にご飯も片付けも終えなければなりません。

たえず天候や日暮れを気にする生活。自分たちでやらなければ、誰も助けてくれない日常。そんなことも体験せざるを得ないのが知床自然教室です。

 

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3日目(8月1日):森ンピック ~第36回知床自然教室~

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この日は、朝からどんよりとした小雨の模様。

ですが、今日の予定は、今年で9回目を数える「森ンピック」の日。多少の雨なら決行です。班の仲間とキャンプ地ポンホロの中をぐるぐる歩き、知床の自然について学んでいきます。

 「森ンピック」では、チェックポイントで待ち受ける自然教室スタッフが、知床にまつわる鳥や動物、植物から歴史に至るまで、それぞれの専門分野について解説を繰り出します。

IMG_1835そして、解説の最後には、難問奇問のクイズが出され、良くできた班には、シカ角で作ったオリジナルの首飾りが授与されました。

午後からは、日も照り出し、夕食が終わるころには、前日とはうって変わって、まぶしいほどの夕焼けが広がりました。

明日は、ポンホロを離れ、森の奥への探検へと向かいます。

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4日目(8月2日):探検の日 ~第36回知床自然教室~ 

44-IMG_2039今日は「探検の日」。目的地は、知床国立公園の外にある森です。

6時半、朝食を済ませ、必要なものをザックにつめ込み探検へと出発です。まずは、車で目的地の近くまで移動。そこからはもちろん歩きです。

川を越え、足を取られる湿地をかわし、いくつもの森の中を歩きました。一口に「森」と言っても、その表情は様々です。

047-IMG_2037人の手がほとんど入らずに大木が多く残る場所はもちろん「森」です。一方、人が木を植えたいわゆる植林地もまた「森」です。

途中、人が切り開いた高台に行き当たりました。目の前に広がるオホーツク海。人にとっては最高の見晴らしです。しかし、ここにもかつては森がありました。

遮る物がなく照り付ける日差しにさらされ、あまりの暑さにここには長居することはできません。そうそうに森の中へと逃げ込みました。
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国立公園も世界遺産もあくまで人間が引いた線。その外にも中にも知床の自然は存在します。

そして、そのどちらにも人間の関わりが、今も昔もこれからもあり続けます。

ポンホロに戻り、この日の締めくくりは、五右衛門風呂。この風呂釜もかつての開拓当時に使われていたものです。

 

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5日目(8月3日):森づくりの日 ~第36回知床自然教室~

070-IMG_2250今日は「森づくりの日」。全員で知床自然センターの隣にある「森づくりの道」に向かいました。この道は、知床の森づくりを多くの人に知ってもらうために、昨年の夏にできたものです。

2012年にできたこの柵の中では、毎年ワラビを刈り取っています。何年か刈り取りを続け、やがてワラビの勢いが弱くなったころ、ようやくその影に隠れていた小さな木々が背を伸ばす環境が整います。

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数年後のその 頃には、今年の自然教室の子どもたちもその年月分だけ大きくなっているでしょう。

 

夜、みんなで火を囲み、歌を歌いました。今晩が、ポンホロで過ごす最後の一夜です。

 

 

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6日目(8月4日):さよならポンホロ ~第35回知床自然教室~

081-IMG_23785日間の野外生活も今日で終わりです。

テントをたたみ、使った道具を確認し、かまどを元通りに直して、トイレの穴も埋めました。

最後にポンホロにありがとうのあいさつを言ってから、ウトロの街へと歩き出します。

漁村センターに戻り、鍋やテントの片付けを終えた後、数日ぶりのお風呂へ行きました。

71-DSC_9487知床最後の夜は、みんなでバーベキュー。ただ食べるだけの食事も何日かぶり。自然教室に来る前は「あたりまえ」だったことが、いまは「特別」なことになっています。

みんなで過ごす時間もあと少し。

最後は、キャンプファイアーを囲み、歌って踊って、余は更けていきました

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