カテゴリー  普及

100平方メートル運動は40年目を迎えました。

実施日:2017年9月16日(土)~17日(日)

RIMG7830今年、「しれとこ100平方メートル運動」は、40年目を迎えました。1977年にスタートしたこの知床の運動は、最初の目標として掲げた開拓跡地の買い取りを1997年に達成し、現在はかつてこの地にあった森を再生する取り組みを続けています。

この運動は、土地の買い取りから今の森づくりまで約6万7千人もの方々からご支援をいただき今日に至っています。

IMG_2006今回は、40年目の節目として、運動地の散策や講演会、植樹祭など2日間にわたるイベントを開催し、全国から多くの皆さんにお越しいただいきました。

初日、まずは先週オープンした運動地を歩く森づくりの道「開拓小屋コース」の散策を皮切りに、午後は知床自然センターで運動にゆかりのある方々の講演を行いました。

 

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森づくりの道「開拓小屋コース」オープン。

IMG_1696知床に新しい「道」が誕生します。知床自然センター周辺の100平方メートル運動地を歩く森づくりの道「開拓小屋コース」です。

これまで準備を進め、道のりにして約5キロ、2時間半のコースができました。途中には、かつての開拓の歴史をうかがい知ることができる当時の家屋(一部復元)や生活の跡、そして現在進めている森づくりの作業地などが点在しています。

コースの最後、森の抜けると知床連山の山並みが広がるIMG_1733草原が現れます。ここはかつて放牧地だった場所ですが、開拓が終わってから40年以上が経過した今もなお当時の面影を残したままとなっています。

なぜここが放牧地になったのか、そしてなぜなかなか森が再生しないのか、このコースを歩き、知床の今の自然だけではなく、そんなところにも思いを馳せていただければうれしい限りです。

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知床の過去、現在、未来を歩く2時間半。

知床にお越しの際は、ぜひこのコースも歩いてみてください。お待ちしています。

コースマップなどはこちら。
知床自然センター「しれとこ森づくりの道」

(担当:松林)

 

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キツネにエサをあげないで

今日、キツネにエサが撒かれていると通報がありました。

現場に行ってみると、コーンフレークやクラッカーのようなものが歩行帯に撒かれ、それをキツネが食べていました。

場所は世界自然遺産エリア内です。

キツネ餌付け

キツネ餌付け2

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

私達はキツネを追い払って散らばった食べ物を回収しました。

一度餌付いた動物はまた道路に出て来ます。そして道路は鉄の塊が高速で走り回る危険な場所です。

その動物がどうなるか想像してみてください。

野生動物に餌をあげないでください。

それは相手を理解しない、一方的で歪んだ愛情です。

もう繰り返さないでください。

どうか。

(担当:能勢)

 

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あっクマだ クルマ降りたら・・・

夏休みに入り、観光で訪れる方々も増えてきました。

170715旗波クマゴロウ

先日7月15日に、通行車両に交通安全を訴えるために沿道で旗を降る、通称「旗波作戦」に参加してきました(たすき掛けのクマが財団スタッフ)。

 

 

 

 

 

170715横断幕&クマゴロウ

イベントを主催したウトロ自治会では、このイベントに合わせて新しい横断幕を作成し、当財団も作成のお手伝いをしました。

横断幕は「あっクマだ クルマ降りたら 事故のもと」という標語で、道路沿いにクマがいても車から降りないことを訴えています。
道行く皆さんには、クマがクマ注意を訴えるシュールさが好評だった模様です。

 

 

イベント後、せっかく作った横断幕を多くの方に見ていただこうということで、英語版をウトロ道の駅に、日本語版を知床自然センターに掲示することになりました。自然Cに横断幕 道の駅に横断幕

 

 

 

 

 

 

 

これから観光シーズンのピークを迎えます。多くの皆さんが、マナーを守って安全に知床を楽しんでいただくことを願っています。

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羅臼とウトロの交流事業

知床では地元の子供たちが自然と郷土を学ぶ、羅臼町の「知床キッズ(しっとこきっず)」と斜里町の「知床自然愛護少年団」(以下、愛護少年団)という活動があります。

 

年間を通しそれぞれ羅臼町と斜里町で活動をしていますが、年に2回、両団体が一緒になって行う交流事業があります。今年は6、7月に実施したその交流事業についてご紹介します。

 

まずは1回目、6月25日に行われた「知床岬クリーン作戦」です。

この時期は毎年羅臼町の知床キッズが実施している事業で、ウトロから愛護少年団の子どもたちも一緒になって知床岬の清掃活動をします。しかし今回はあいにくの雨で船は出航できず・・・。残念ながら当初の野外活動は断念し、羅臼ビジターセンターとルサフィールドハウスの見学をすることになりました。

ルサフィールドハウスで映像鑑賞中

ルサフィールドハウスで映像鑑賞中

羅臼ビジターセンターで解説を聞く子どもたち

愛護少年団の子どもたちの中には「羅臼に来るのは初めて!」という子もいたので、羅臼の事を学ぶいい機会となったのではないかと思います。また、知床キッズの子たちにとっては、改めて羅臼の自然について学ぶいいきっかけとなりました。

2回目は、7月9日に行われたチャシコツ岬での磯観察です。

毎年ウトロの愛護少年団が地元の磯へ出かけていき、潮が引いた海岸で生き物を観察する活動です。この機会に知床キッズたちが羅臼町からバスで移動して一緒になって参加しました。

観察方法は2つで、1つはタイドプール(潮だまり)にどんな動物がいるのか一か所で5分間じっくり観察します。

各班でじっくり観察中

すると、はじめは海藻などに隠れていて見えなかったコマイ等の小魚が出てきました。

2つ目は、捕獲大作戦。

網を使って採集中

生き物を捕まえて観察します。本来は漁業権がないと海の生き物を捕獲できませんが、この日は特別!ウトロ漁業協同組合に申請して1日だけ許可を頂き、捕まえて手元でじっくり生き物を観察できるのです。

子どもたちは、優しく丁寧に捕まえた生き物を水槽に移して静かにじーっと観察していました。

羅臼町の知床キッズと斜里町ウトロの知床自然愛護少年団の交流事業は、今年で4年目を迎えました。いつまでも羅臼とウトロの子どもたちが交流できる機会を作っていきたいです。

 

知床財団 茂木

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