カテゴリー  普及

地元の学校でクマ授業を行いました

実施日:2017年5月20日(土)

ヒグマクイズに元気に答える生徒たち

ヒグマクイズに元気に答える生徒たち

毎年恒例であり、私たちにとっても大事な授業である「クマ授業」を地元の知床ウトロ学校で実施しました。
今回は公開授業とのことで、親御さんが見守る中、授業はスタートしました。
1時限目の1~4年生クラスでは、まずヒグマはどんな動物なのかを学び、ヒグマに出会った場合の対処法をヒグマの着ぐるみ(通称:アニエス)を用いて、実践さながらに学んでもらいました。
「ヒグマを見たら、騒がず、ゆっくりその場を離れて、学校の先生、もしくはお父さんお母さんに知らせましょう。」


2時限間の5~9年生クラスではヒグマ基礎知識はもちろんのこと、もうワンステップ進んで“私たちが身近にできるヒグマ対策”をみんなで意見を出し合って考えてもらいました。
「クマの手が届く場所に食べ物を置かない、エサをあげない」など、頼もしい意見がたくさん出ました。

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知床ウトロ学校では、このクマ授業を毎年1回行っています。
つまり、9年生は今回9回目の授業となりました。
人とヒグマがうまくやっていくためにはどうすればいいのか…この授業を通して、児童・生徒の皆さんに考えてもらえたらいいなと願っています。

私たちもクマ授業を継続して行っていきたいと思います。

(担当:田中)

 

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羅臼の小学校でちょっと特別なクマ授業を実施しました

 先日、今年度最後のクマ授業を羅臼町内の小学校で実施しました。IMGP7116s

この小学校では、この夏学校の近くでのヒグマの出没が相次ぎ、子供たちもヒグマの追い払いを目撃することもありました。

この日授業を受けた5年生は、ヒグマの生態についてや実際に出会ってしまったらどのように対処したらいいのかということを楽しみながらも真剣に聞いてくれていました。

 

 そして実はもう一つ、この日の授業は特別な授業でもありました。

 羅臼町では、2007年から羅臼町内のすべての中学校と高校でのクマ授業を行っていますが、この日メインで授業を行ったスタッフは、羅臼の中学校と高校でこのクマ授業を受けて育った羅臼出身の21歳のスタッフでした。IMGP7121s

 羅臼でクマ授業をはじめて10年、クマ授業を実際に受けて育った人材が、これからの羅臼の子供たちにクマ授業を行うことは、実は今回がはじめてでした。

 自分も受けてきた授業を目の前の羅臼の子供たちに、何とかわかりやすく伝えようと頑張って話している新人スタッフを見ていると、この10年の様々な授業が思い出されました。

 知床財団がここ知床で活動を続けていくことで、このような繋がりがこれからも続くなら、こんなに素敵なことはありません。今回の授業を一人でちょっと特別な感慨に浸りつつ聞きながら、そんなスタッフたちとずっとこの活動を続けていきたいと改めて感じました。 (担当:坂部)

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しれとこ住民講座(宇登呂灯台編)を実施しました

環境省の主催で世界遺産地域に住む地元の方々を対象に開催される「しれとこ住民講座」。
1月28,29日の流氷の座学講座に続き、2回目は流氷を観察しよう!ということで、
「宇登呂灯台から見下ろす”凍る海”」と題して、野外での体験講座を行いました。
フレペの滝展望台から見えている宇登呂灯台は、通常公開はしていませんが、
今回は紋別海上保安部の皆さまにご協力をいただいて、講座にあわせ公開していただきました。

当日の2月5日は、なんと雲ひとつない快晴!そして、無風!!

恵まれたお天気と普段入れない場所からの見学に参加者もテンションが最高潮です。

灯台上部に登ると、青空に映えた真っ白の知床連山や知床岬の先まで、反対側は網走の向こう、能取岬まで眺めることができました。そして目的の流氷は、水平線までびっしりとひろがっていました。

戻ってきた参加者からも「一生に一度の体験」「感動した」「大満足!」の声をいただき、
流氷が魅せる知床の自然の素晴らしさを町民の皆様に感じてもらうことができた、良い講座となりました。

最後に、ご協力いただきました紋別海上保安部の皆さまに心より感謝申し上げます。
ありがとうございました。

(担当:山本、清成)

 

灯台上部に登った参加者

灯台上部に登った参加者。写真撮影に夢中です

眼下は流氷がみっちりです。

眼下は流氷がびっしりです

知床連山から岬まで見渡せます

知床連山から岬まで見渡せました

水平線まで一面の流氷です

水平線まで一面の流氷です

 

 

 

 

 

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今年も「クマ端会議」を実施しました。

kumabata2016ウトロ町民の皆さまとヒグマについてざっくばらんに語りあう「クマ端会議」を今年も開催しました。

今年も主婦の方や漁師の方など、幅広い方々にお集まりいただきました。
会場では、私たちスタッフから今シーズンのヒグマ状況の報告や、町民の方でも簡単に設置できる電気柵の設置実演などをさせていただきました。さらにその後、参加者の皆さまより普段疑問に思っていることや、私たちの活動への提案など、積極的な意見をたくさんいただくことができました。

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簡易電気柵の設置実演

このクマ端会議は今年で4回目になります。
私たちにとってもこの会議は町民の皆さんの声を直にお聞きできる貴重な機会です。
来年以降も継続して行っていきたいと思いますので、町民の皆様、またぜひご参加をお願いいたします。

(担当:田中)

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しれとこ住民講座を開催しました

1月28日と1月29日に、環境省の主催で世界遺産地域に住む地元の方々を対象に羅臼町、斜里町両町で「しれとこ住民講座」を開催しました。1月30日は、遺産登録年の流氷接岸日ということで今年から「知床の日」と制定されました。「知床の日」にちなみ、今年の住民講座は、北見工業大学で流氷の研究をされている舘山一孝先生をお迎えしました。

羅臼町では「流氷がもたらす恵みと災害」~流氷と漁業~

斜里町では「流氷を通じて学ぶ地球環境と地域防災」

というテーマで、先生が研究フィールドとされている北極・南極の極地の流氷の現状もお話しいただきながら、身近なオホーツク海の状況、沿岸住民には気になる災害の発生や漁業への影響など流氷を通じてを分かりやすい図や写真とともに解説いただきました。

「流氷は減ってきている…?」「地球環境は変わってきている…?」

住民が肌で感じる疑問を、分かりやすく理解することができた有意義な講座となりました。

(担当:山本、清成)

羅臼町では18名の参加。漁業への影響などをお話しいただきました。

羅臼町(1/28)では18名の参加。漁業への影響などをお話しいただきました。

斜里町(1/29)の様子。12月の札幌の大雪も実は・・・。身近な話に参加者も熱心に聞いていました。

斜里町(1/29)の様子。12月の札幌の大雪も実は・・・。身近な話に参加者も熱心に聞いていました。

 

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