カテゴリー  第36回開催報告(2015)

第36回知床自然教室を開催しました。 

2015手ぬぐい縦7月30日~8月5日、今年で36回目となる知床自然教室を開催しました。

今年の自然教室のテーマは「想」。

地元の斜里町や全国各地から集った子どもたちは、見るもの、聞くも
の、触るもの、全てが日常の生活とはかけ離れた自然の中で、それぞ
れ想いをはせながら一週間を過ごしました。


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初日(7月30日):集合、知床へ。 ~第36回知床自然教室~

002-IMG_1629今年の参加者は、小学4年生から高校1年生まで31名。地元斜里町から、関東、関西、九州まで生まれも育ちも違う子どもたちが知床に集いました。

この日はいつ雨が降ってもおかしくない空模様。急きょ、斜里町役場で予定の開校式をとなりの公民館(ゆめホール知床)で開催しました。

初めての参加者ももう何度も来ている参加者も、知床で過ごす1週間に期待と不安が入り混じった瞬間です。


006-DSC_8492開校式後、知床国立公園の玄関口、ウトロの街へと移動します。この夜は、ウトロ漁村センター(公民館)で宿泊です。

夕食後、「100平方メートル運動」の歩みを描いた絵本を読み、なぜ知床でこの自然教室が行われているのかを学びました。それからはレクの時間。飛んだり跳ねたり歌ったり、そんな時間の中で、これからともに暮らす仲間たちと打ち解けていきました。

いよいよ明日から、野外生活の始まりです。

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2日目(7月31日):野外生活の始まり ~第36回知床自然教室~ 

DSC_8544今日から野外生活(キャンプ)の始まりです。

ウトロの街から約5キロ、歩いてキャンプ地「ポンホロ」を目指します。そこは国立公園の中でもあり、世界自然遺産の中。

日中は暑いくらいの日差しですが、夕方からは雨の予報。通称ポンホロ。これから5日間の野外生活を過ごす自然教室の舞台です。電気もガスも水道もない森の中、まずは、生きていくための準備が必要です。

IMG_1725雨雲の様子を気にしつつ、テントを立て、かまどを作り、トイレの穴を掘り、水をくみ、なんとか雨が落ちてくる前に生活の準備を整えることができました。

午後4時ごろ、1時間ほどの激しい雨。テントやタープの下で雨をやり過ごし、今度は夕食の支度です。真っ暗になる前にご飯も片付けも終えなければなりません。

たえず天候や日暮れを気にする生活。自分たちでやらなければ、誰も助けてくれない日常。そんなことも体験せざるを得ないのが知床自然教室です。

 

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3日目(8月1日):森ンピック ~第36回知床自然教室~

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この日は、朝からどんよりとした小雨の模様。

ですが、今日の予定は、今年で9回目を数える「森ンピック」の日。多少の雨なら決行です。班の仲間とキャンプ地ポンホロの中をぐるぐる歩き、知床の自然について学んでいきます。

 「森ンピック」では、チェックポイントで待ち受ける自然教室スタッフが、知床にまつわる鳥や動物、植物から歴史に至るまで、それぞれの専門分野について解説を繰り出します。

IMG_1835そして、解説の最後には、難問奇問のクイズが出され、良くできた班には、シカ角で作ったオリジナルの首飾りが授与されました。

午後からは、日も照り出し、夕食が終わるころには、前日とはうって変わって、まぶしいほどの夕焼けが広がりました。

明日は、ポンホロを離れ、森の奥への探検へと向かいます。

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4日目(8月2日):探検の日 ~第36回知床自然教室~ 

44-IMG_2039今日は「探検の日」。目的地は、知床国立公園の外にある森です。

6時半、朝食を済ませ、必要なものをザックにつめ込み探検へと出発です。まずは、車で目的地の近くまで移動。そこからはもちろん歩きです。

川を越え、足を取られる湿地をかわし、いくつもの森の中を歩きました。一口に「森」と言っても、その表情は様々です。

047-IMG_2037人の手がほとんど入らずに大木が多く残る場所はもちろん「森」です。一方、人が木を植えたいわゆる植林地もまた「森」です。

途中、人が切り開いた高台に行き当たりました。目の前に広がるオホーツク海。人にとっては最高の見晴らしです。しかし、ここにもかつては森がありました。

遮る物がなく照り付ける日差しにさらされ、あまりの暑さにここには長居することはできません。そうそうに森の中へと逃げ込みました。
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国立公園も世界遺産もあくまで人間が引いた線。その外にも中にも知床の自然は存在します。

そして、そのどちらにも人間の関わりが、今も昔もこれからもあり続けます。

ポンホロに戻り、この日の締めくくりは、五右衛門風呂。この風呂釜もかつての開拓当時に使われていたものです。

 

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