活動報告BLOG

7日目(8月5日):またいつか、知床で ~第36回知床自然教室~

DSC_9749自然教室最終日。この日は期間中で最も暑い日になりました。それでも、心配は無用。なぜなら、すでに人間の世界に戻ってきているからです。あまりの暑さのため、閉会式の会場も冷房の効いた屋内に変更です。

仲間と過ごす最後の時間。笑顔あり、泣き顔あり、空港へのバスが出発する直前まで輪になって最後の歌を歌いました。

104-DSC_9808雨の日も暑い日も、知床の森と動物、そして仲間に囲まれて過ごした1週間。

子どもも大人もそれぞれの想いを胸にこの夏の知床を旅立ちます。

 また普段の生活の中で、たまにでもこの夏を、知床を思い出してもらえればうれしい限りです。


033-DSC_8710そして、またいつか、知床で。

 

 

 

 

 

 

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「第36回知床自然教室」を開催しました。

IMG_1855日時:2015年7月30日(木)~8月5日(水)

2015年夏、今回で36回目となる知床自然教室を開催しました。

全国から集った小学4年生から高校生までの31名の子どもたちは、知床の森で野外キャンプを行いながら、暑さあり大雨ありの1週間を過ごしました。

今ではほとんど人の行くことない森を歩いた「探検の日」、シカ柵の中のワラビを刈り取った「森づくりのIMG_2283日」、開拓当時のままの五右衛門風呂、そしてみんなで歌った「しれとこの歌」。

日々の生活もすべて知床の自然の中。そんな1週間を生き抜いた子どもたちは、それぞれの想いを胸に家路へとつきました。

数百年先の未来の森を目指す「100平方メートル運動の森・トラスト」

この取り組みを次世代へ伝えるために知床自然教室は
毎年開かれています。

*今年の詳細は後日同HPにアップします。

 

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世界遺産タウンミーティング開催されました

 8月2日世界遺産タウンミーティング「人と野生動物の折り合いの付け方」が開催され、知床財団も実行委員会の構成団体として、運営に参加しました。
 冒頭、米国地理研究所上席野生生物研究員、広域連携ヒグマ研究チームリーダーフランク・ヴァン・マネンさんに「イエローストン国立公園の大型哺乳類の保護管理」というテーマで、主にヒグマの保護管理について紹介していただきました。また地域からは、地元斜里高校、羅臼高校から、高校生の目線でこの問題を捉えた報告と、知床ユネスコ協会から羅臼、斜里両地区の実情について報告がありました。
 これらの報告の後、参加者全員でディスカッションをおこないましたが、予定時間を30分オーバーするほど、熱い議論が交わされました。

フランク・ヴァン・マネンさんからの報告

フランク・ヴァン・マネンさんからの報告

斜里高校生による報告

斜里高校生による報告

羅臼高校生による報告

羅臼高校生による報告

 

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アメリカオニアザミを刈り取ってます。

DSC04734_1 国立公園内の道脇で鎌を片手にアメリカオニアザミを刈っています。

 ヨーロッパ原産のアメリカオニアザミは全体に凶悪な棘を有しており、きれいな紫色の花を咲かせる1~2年草の植物です。繁殖力が強く、大きく成長するためにもともと生息していた在来植物の分布場所を占領する可能性があります。

 知床国立公園にもアメリカオニアザミが入り込んできています。そのため刈り取って駆除をしているのです。これから1か月程度で花が咲き、種を作りタンポポの綿毛のように種子を飛ばします。それまでに1本でも多く刈り取ることが重要です。毎年同じ場所を集中的に刈り取っているのですが、なかなか防除しきれません。一度入り込むとなかなか完全防除とはいかないようです。

 今日も国立公園内からアメリカオニアザミがなくなることを目指して針に刺さりながらも鎌を振っています。

 

 

土屋

 

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今年もクマ学習、実施しました。

   6月18日(木)と6月24日(水)の2日間にわたり、羅臼町にある二つの中学校で1年
生と3年生を対象にクマ学習を実施しました。
   羅臼地区のクマ学習は、2007年から中高一貫(中1・中3・高2)教育で始まったも ので、
昨年度からは幼稚園も、今年度からは小学校5年生も含めて行なうことになりました。

 まず、中学1年生の授業の様子からご紹介します。
 中学1年生のテーマは“ヒグマを知ろう”です。「ヒグマは普段何を食べているのか」などの
基本的な生態の学習から始まり、本物のヒグマの毛皮や頭骨を直接触りながら学ぶ
ハンズオンコーナーを設置したほか、羅臼町でのヒグマと人のお話しやヒグマの対処法を勉強しました。
締めくくりは、生徒たちにヒグマ対処法を実践してもらい、実際にヒグマに出会ってしまったらどうするか、体を使って学んでもらいました。

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   中学3年生は、1年生の時に学んだ内容を発展させ、“ヒグマの行動から学ぶ”をテーマに
学習してもらいました。
   最初はヒグマの生態や調査手法、対策方法、実際に羅臼町で起こったヒグマと人との軋轢等を動画や
クイズで説明しました。その後、外に出てヒグマやシカなど野生動物対策用の電気柵を実際に
設置してみたり、電気柵に触れてどれくらいビリビリくる代物なのか自ら体験してもらったりしました。

DSC_0108

 

 

 

 

 


 

   どちらの学年でも真剣に授業に臨んでいる生徒たちの姿勢を見ることができ、講
師をしている私たちとしては、とても嬉しくなった一日でした。
   生徒たちに教えたクマ学習での話が、羅臼町の家族団らんの中でも出てきたら、
これ以上の喜びはありません。

 これからも、羅臼のクマ学習は続いていきます。
   (担当:茂木)

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