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ウトロ小中クマ授業を実施しました。

120507kumajyugyou.jpg実施日:2012年5月7日

 

2012年5月7日に、ヒグマとの事故防止を目的に知床財団が毎年実施しているクマ授業を斜里町立ウトロ小中学校にて実施しました。


この授業は、ヒグマの冬眠が明けてウトロ周辺での目撃情報が寄せられ始めた時期に合わせてヒグマに遭遇してしまった際の対処方などを教えているものです。

 

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今年は、いつもより授業数が多く4時限分を受け持つこととなったため、盛りだくさんの内容となりました。
授業の前半では、全学年共通でヒグマの生態と対処法について学習し、後半は各学年別に異なったプログラムを組みました。

午前の1-2年生の授業では、「森のくまさん」の替え歌で知床の森バージョンを大合唱。
ヒグマの生態について、歌いながら学びました。

続いて3-4年生では「キツネが油揚げを好きな理由」と題してキツネと油揚げの関係を、その生態や歴史などに触れながら学習しました。
普段よく目にするキツネも、知らないことが多かったのか真剣な表情で聞き入ってくれていました。

最後は5-6年生です。
知床でも問題となっている増えたエゾシカについて、グループごとに考えをまとめて発表してもらいました。
「増えすぎには困るが、観光面を考えると若干はいた方が良い」など活発に意見が出され、身近にいるエゾシカが抱える問題について、改めて理解を深めてくれたようです。

午後の中学生向け授業では、昨年斜里町と羅臼町の住民を対象として実施されたヒグマアンケートの結果をもとに、地元住民のヒグマに対するを意識や考え方を紹介し、生徒一人一人の考え方と比較してもらうなど少し踏み込んだ内容で学習しました。

 

ウトロのようにヒグマと人が密接している地域で共存していくためには、ヒグマのことを深く知り、ヒグマを取り巻く環境も正しく理解しなくてはなりません。
授業を通じて、子どもたちが少しでも興味を持ってくれればうれしい限りです。

(担当:東)


 

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