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「知床ヒグマわくわくウィークエンド 2010」活動報告

nakamatachi .jpg実施日 : 2010年10月10日(日)・11日(月) 旭山動物園と知床財団の共催イベント「知床ヒグマわくわくウィークエンド 2010」を10月10日から11日の2日間にわたって開催しました。 野生動物と人とがうまく付き合っていくために、たくさんの人に野生動物と人との関わりについて知ってもらおうと、旭山動物園と共同で企画したイベントです。参加型プログラム「ヒグマをさがせ!ドキドキ調査隊」やスペシャルもぐもぐタイム「今日はごちそう 知床ごはん」など、2日間にわたるイベントはどれも大盛況となりました。 tonko to yamabudou.jpg知床のヒグマが普段食べている物を旭山のヒグマにプレゼントする、スペシャルもぐもぐタイム「今日はごちそう 知床ごはん」。旭山動物園で普段は行われていないヒグマのもぐもぐタイムとあって、毎回たくさんのお客さんにお集まりいただき、好評を博しました。今回のお品書きは60センチ以上あるシロザケ、ヤマブドウ、そしてビート(砂糖大根)です。知床の農家さんが頭を悩ませる農作物被害を紹介するため、農作物であるビートも持って行きました。 大観衆が見守る中、メスヒグマのとんこはプールから引き上げたシロザケを15分以上かけてお上品に平らげ、柵の高いところに設置されたヤマブドウを大きな体を揺さぶりながら登って食べてくれました。その模様を観察しながら、知床の野生のヒグマとの違いを飼育係の高橋さん・中田さんと知床財団職員の掛け合い的トークで解説しました。今年は午前と午後にメスヒグマ「とんこ」とおじいちゃんヒグマ「くまぞう」を入れ替えてプログラムを実施し、それぞれの行動の違いも観察することができました。 footprint.jpg「ヒグマをさがせ!ドキドキ調査隊」は、知床財団が実際に知床で行っているヒグマの調査を体験してもらうことを目的としたプログラムです。初日は生憎の雨模様だったにもかかわらず2日間でのべ15組35名の「ドキドキ調査隊員」が調査に挑んでくれました。 本物の調査道具一式を前に、目を輝かせる子供たち。ヒグマに取り付けた首輪型発信機から出る電波を頼りに、受信機であるアンテナを振りながら、園内に隠れたヒグマを探しました。途中にはヒグマの足跡やウンチが!見つけた痕跡をフィールドノートで確かめながら進む姿は、まさに調査隊員そのものでした。約40分間の追跡の後、無事にヒグマ(ポリエステル製)を発見することができました。 bu-su tenji.jpgパネル展示「こんにちは、知床財団です!」では、知床財団の紹介パネルや、ヒグマの毛皮・頭骨など触れるグッズを展示し、財団職員が解説を行いました。 昨年よりも大幅に少ない5名の職員が旭山動物園に乗り込み、2日間のプログラムをこなしてきました。準備から実施まで怒涛のごとく過ぎ去った日々でしたが、一人でも多くの方に知床のヒグマについて、そして人と野生動物がうまく付き合っていく方法について思いを馳せていただければと思います。 今回のイベントも、旭山動物園の全面的なご協力があったからこそ成し遂げられました。心より感謝を申し上げます。ありがとうございました。私たち知床財団は、これからも旭山動物園と協力して、人と野生動物が安心して暮らせる知床になるよう、さまざまな取り組みを行っていきます。 みな様、旭山動物園にお立ち寄りの際は、ぜひエゾシカの森の「しれとこシカ絵巻」と、もうじゅう館の「ヒグマ調査紹介パネル」も探してみてくださいね。 (担当:鎌田)
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