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ボランティア活動報告2010年6月5、6日

100606bouhuzai-nuri.jpg実施日:2010年6月5日(土)、6日(日)
今回のボランティア活動には、東京都からお越しの2名の方にご参加いただきました。
5日は樹皮保護ネットのメンテナンスと防鹿柵内の草刈り、6日は防鹿柵の柱づくりをお手伝いいただきました。ありがとうございました!この知床での森づくりのことを周りの方にお話しいただき、また知床へ森を見にお越しいただければ幸いです。
詳しい作業の様子はこちら⇒『森づくり日誌』


■ボランティアさんからひとこと:
100605juhihogo.jpgクマの生息域内で樹皮保護ネットの修理・取替・防鹿柵用支柱材の皮剥ぎ・防腐剤塗布作業を初めて体験しました。森の番人橋本さんから「何故? 何のために? どうして?」など疲れを吹っ飛ばす貴重なお話しを伺うことができました。知床に生息する様々な動植物達が互いに淘汰しながら共存共栄し、現在の素晴らしい知床の神秘を天は人間に与えてくれました。これを護り更なる進化を支える一助となる活動を実行できたことは実に有難いことでした。さぞ足手まといになった事かと深謝あるのみです。
再挑戦出来ることを夢見て。
(O・Tさん 70代 男性 東京都)
新緑の美しい知床で、エゾハルゼミの大合唱を聞きながら、保護ネットの補修や切り倒されたばかりのカラマツの皮を剥ぎ防腐剤を塗り支柱作りのお手伝いをしました。 70過ぎの私共は、ほんの僅かしか作業が出来ず申し訳ない気持ちでいっぱいでした。 森に入って先ず気付いたことは、防鹿柵の内側は広葉樹が元気に芽吹き、タンポポが咲き乱れていましたが、外側の木々は鹿に食い荒らされトドワラ状態になり、下草も食べられタンポポが一輪も残っていないことでした。限られた人数のスタッフのみで鹿の食害を防ぎながら知床の森作りのため日々、本当に地道な努力を重ねて世界遺産を護っておられる方々に頭が下がる思いでした。普通の観光では入ることの出来ない知床の森で、「森の番人」橋本氏による森の地形、気象、樹、鳥、昆虫等の話が面白く貴重な体験をさせて頂きました。メモを取りそこなったことが残念でした・・・世界遺産を護って行くためには莫大な費用と人力が必要だと言うことを実感した二日間でした。(O・Mさん 70代 女性 東京都)
(担当:馬谷)

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