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しれとこゼミ「アラスカ・知床比較見聞録 第3回目」開催

P1020913.jpg実施日: 2009年 12月16日(水) 知床財団スタッフ2名が今年9月に職員研修で訪れたアラスカでの体験報告を行いました。全3回シリーズの最終回にあたる今回は、アラスカ州最大の都市であるアンカレッジ市郊外における、クマの生息状況やトラブルの発生状況について報告しました。 アンカレッジは人口約30万人、アラスカ州の中心都市です。市街地と隣り合うように野生のヒグマやアメリカクロクマが生息しています。 はじめに紹介したのは、アンカレッジ近郊のキャンベルクリークという国が管理する公園の状況です。続けて、アンカレッジ中心部から車で2時間、サーモンを目的に年間20万人の釣り人が訪れるロシアンリバー沿いの状況と、組織の垣根を越えて活動する現地の取り組みについて紹介しました。多数の釣り人が立ち並ぶ場所に、魚の残骸やゴミを目当てにクマが出てくるという危険な状況や、普通の釣り人がクマから身を守るために護身用の拳銃を携帯している状況に、参加者からは驚きの声が聞かれました。 シャトルバスやバックカントリー利用など、国立公園の先進事例ばかりが目立ちますが、アラスカでは国立公園の内外を問わず、自然保護のために今もさまざまな試行錯誤が続いています。関係機関によるその苦労には頭が下がる思いです。知床がよりよい状況に向かっていくために、アラスカは今後の知床のあり方の参考になるはずです。 今回のしれとこゼミには、知床財団のスタッフの他、地元にお住まいの方など、30名近い方々にご参加いただきました。アラスカ・知床比較見聞録の全3回シリーズは今回で終了です。ありがとうございました。 来年1月には、羅臼町でもアラスカでの体験報告(3回分を1回にしたダイジェスト版)を行う予定です。こちらもぜひご参加ください。 ■「第6回知床らうす自然講座」(主催:環境省 運営:知床財団) 【日時・タイトル】 2010年1月17日(日) 18:30~20:00 「知床×アラスカ ヒグマたちの今」 【場所】羅臼ビジターセンター 【発表者】葛西真輔(知床財団 保護管理研究係主任)      加藤由香(知床財団 総務管理情報係) 【その他】予約不要 入場無料 定員50名 (担当:小林)
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