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ヒグマの絵本『ヌプとカナのおはなし』 完成披露会

ehon.jpg実施日:10月12日 17:30~18:00 12日には椎名誠講演会に先立って、知床財団が新たに発行した、ヒグマとの共生を訴える絵本『しれとこのきょうだいヒグマ ヌプとカナのおはなし』の完成披露会を行いました。 この絵本は、知床財団がAIRDO 北海道国際航空の支援を受けて進めている、知床キムンカムイ・プロジェクトの一環として作られました。2006年にはじまったこのプロジェクトでは、ヒグマの生態の調査研究や普及啓発活動を行い、ヒグマも人も安心して暮らせる知床を実現することを目指しています。人とヒグマがともに生きる道はあるはず。そのためにはまずヒグマを知ってほしい。そして、知床で繰り返される私たちの心に焼き付いて離れない数々の物語に形を与え、世に送り出し、多くの人の心に残したい・・・。 その思いを、ある出来事をきっかけに全く違う運命をたどることになる双児のヒグマのお話に託しました。 ehon2.jpg 披露会では、会場となった知床自然センター・ダイナビジョン館の巨大スクリーンに1ページ1ページ映し出して読み聞かせを行ったほか、絵本の作者であるあかしのぶこさんも登場。制作中の裏話や絵本に込めた思いをお話しいただきました。10年前に作られこの絵本の前身ともなった紙芝居『ヒグマのアルのおはなし』の誕生エピソードもまじえながら、『知床で何が起きているのか、訪れる人たちに伝えたい』『どんなクマにも、大事に育てられ愛された時間がある。そんな穏やかな彼らの暮らしを一変させてしまうのが、人間の何気ないマナー違反の行為なのだ』と、胸があつくなるようなお話でした。 また、当日自然センターロビーでは絵本原画展も開催、ご来場いただいた方の多くがこちらにも足を止め、じっと見入っていらっしゃいました。  この絵本は道内の小学校や児童館などに無料配布するほか、知床自然センターや羅臼ビジターセンターで販売しております。この絵本が一人でも多くの人の心に届きヒグマとともに暮らす未来を考えるきっかけになることを私たちは願っています。
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