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ヒグマの生態 ~危機管理と対処法 学生研修~

■実施日:2006年5月27日(土)~28日(日) 1泊2日 北海道で野外調査を行う研究者、学生にとって避けては通れない「ヒグマ対処法」。 野生動物の調査研究、保護管理を行ってきた知床財団の実績を、そういったフィールドワーカーのために提供すべく、ヒグマの生態および遭遇時の対処法について、実践的なノウハウを学ぶ1泊2日の集中講座を行いました。 060527kuma.jpg 今回は4大学から12名の学生、教員の方に参加いただきました。 最初に室内でヒグマの生態のレクチャー。遭遇回避、遭遇時の対処法も、まずは座学で学びます。 次にヒグマ撃退スプレーの試射を全員で体験。トウガラシのエキスの入った強烈なスプレーも射程距離は4m。実際にヒグマが4mまで迫ってくるイメージが膨らみ俄然緊張感も高まります。 最低限の知識を身に付けた上で、いよいよ実際にヒグマが暮らす森を歩きます。学術調査のため一部のヒグマにつけられている発信機からの電波を探りながら、ヒグマに出会わないための実践的なノウハウを学んでいきます。 さらには、ヒグマに出会ってしまった時の様々なケースについてシュミレーションを行い、周囲の状況、クマの反応をよく観察すること、それぞれの状況に応じた対処法、時期に応じて注意すべき事項などを学ぶ、盛りだくさんの内容です。 2日目には、学術調査の機材や手法についてのレクチャーや、国立公園内のヒグマ管理の現場や、学術捕獲に使用しているクマ檻の見学を行い、最後には小グループに分かれ、学生達自身で危機管理を行いながら、自然センターまで森を歩いて帰ってくる実習でしめました。 フィールドで実際の調査を行っている学生が参加者なので、具体的な質問も多く、参加した学生同士の交流も盛んで、充実した2日間となりました。今後も定期的に、実施していきたいと思っております。 今回の実施要綱
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