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ヒグマと人との事故を防ぐためです。知床は世界でも有数のヒグマの高密度生息地で、知床五湖はその真っ只中にあります。初夏から夏にかけては、知床五湖のあちこちに密生するミズバショウの根をねらってヒグマが頻繁に出没するようになります。この時期は知床を訪れる方の数が一番多い時期でもあり、閉鎖を残念に思われる方も多いことと思います。知床五湖遊歩道は、広く、利用されるお客さまの数も膨大です。一方、事故を防ぐための保護管理活動を行っている知床財団のヒグマ対策チームは、ほんのわずかの人数でヒグマと人間の事故を防ぐため活動しています。遊歩道の閉鎖は最終手段ではありますが、現在のヒグマの保護管理体制のなかで、効果的に事故を防ぐための切り札です。
ヒグマが野生のペースでのびのび暮らしていける環境を未来へ残していくためには、ヒグマと人間が事故をおこさないこと、事故を起こさないようにするための人間側の工夫が必要です。ご迷惑をおかけしますが、どうぞご理解・ご協力おねがいいたします。