知る活動

知る

自然環境保全のよりどころとなるデータ収集と分析を行っています。

知床の生態系を保全するには動植物集団の分布と移動分散の研究成果を踏まえた上で、動物の移動経路や個体群動態の管理、そして外来植物種の侵入阻止などの管理が必要です。知床財団は知床世界自然遺産地域科学委員会や研究者、関係機関と協力してこれらの目標を達成するための研究を進め、その他必要と思われる調査を独自の予算で実施しています。将来的には教育機関との連携を深め、基礎研究も行える場への発展を目指しています。

ヒグマの調査風景

ヒグマを調べる

ヒグマは増えているの?どんなふうに移動するの?いつごろから冬眠するの?血縁関係は?私たちは標識を付けたヒグマのモニタリングや、DNA鑑定を行うことによって彼らの生態を明らかにしようとしています。これらの成果は人とヒグマが共に生きることができる環境や仕組みづくりに役立てられます。

海の調査風景

海を調べる

豊かな海と陸のつながりは知床の世界遺産登録の大きな理由になりました。しかし、この海の生態系がどのような生物たちによって形作られ、各々の生物がどのような環境下で暮らしているのかについてはまだわからないことばかりです。また、長期的な気候変動などの影響が表れやすいのも海です。地道な基礎調査を続けながら、「自然の警鐘」に耳を澄ますのも私たちの役目です。

その他の「知る」活動
エゾシカの個体数や行動調査
外来魚の侵入状況調査
海生哺乳類のモニタリング調査
オジロワシの繁殖状況や冬期ワシ類の個体数調査など

知床財団の活動